河出文庫<br> 助手席にて、グルグル・ダンスを踊って

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河出文庫
助手席にて、グルグル・ダンスを踊って

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  • サイズ 文庫判/ページ数 197p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309408187
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

僕たちは若くて子供で、間違いなく生きていた―高三の夏につきあい始めたぼくとミオ。文化祭のミスコン話で学校中が盛り上がる中、ぼくの家には父さんの新しい恋人、シーナさんがやってくる。赤いコンバーチブルに乗って青春をグルグル回りつづけたぼくたちの夏の行方は…。芥川賞作家の鮮烈なデビュー作。第32回文藝賞受賞作。

著者等紹介

伊藤たかみ[イトウタカミ]
1971年、兵庫県生まれ。95年、『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』で第35回文藝賞を受賞し、デビュー。2000年『ミカ!』で小学館児童出版文化賞、06年『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞、『八月の路上に捨てる』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

103
久しぶりの伊藤たかみさん作品。しかもデビュー作でした。書かれた時代が時代(95年)だからなのか、正直古くささは拭えません。個人的に最初から最後まで、ずっと村上春樹さんテイストを感じてました。しかも『風の歌〜』のような初期の頃の作風を。高校生や大学生が読むにはいい頃合いの作品かもしれません。しかし、既に40を越えたオッサンが読むには懐かしさを超えて、ちょっとイタい感じの残る作品でした。出てくる人物、それぞれが若さゆえのワガママで、なんとなくその感じが、読んでて違和感しか残らず、最終的にはゲンナリでしたね。2019/06/01

takaC

62
どこでどうやって終わるのか心配したけれど、きちんと終わるべくして終わった。2016/07/05

チアモン

38
伊藤たかみさんに作品は何作か読んでいるが、この作品がデビュー作だったんだ。青春だなぁ。でも、こんなぶっ飛んだ高校生は本当にいるのか!?現実味がない分すらすらと読めた。2018/05/26

hit4papa

34
伊藤たかみさんの学生時代のデビュー作です。高校生の青春もので、セレブ、非セレブの確執があったり、恋愛のすったもんだがあったりと海外ドラマ◯◯青春白書のようです。パーティにいそしみ、車でデートを楽しむ登場人物たちは、日本人らしさが希薄で、翻訳小説を読んでいるような錯覚に陥ります。セレブの主人公と非セレブのカノジョ。ラブラブからのすれ違いからの、ムシャクシャして親友のカノジョとデキちゃったりと、内容が王道すぎて薄っぺらく感じます。スカしていて気に入りませんが、ラストのほろ苦さだけ1mmぐらい心が動きました。2018/05/02

巨峰

28
いろいろ裏読みしたいという気にさせる1995年の文藝賞を受賞した伊藤たかみのデビュー作。小説のはじめから村上春樹の「風の歌を聴け」を思い起こしてしまったのは、神戸に似た街の山の手の高級住宅街が舞台になっているからでしょう。高校3年生の夏休みの終わりから文化祭までのわずか2ヶ月足らず。主人公の男子高校生の住む山の手と下町の西区の対立。その彼女は西区に住む高校のマドンナ的存在になりつつある。どこかロミオとジュリエットの世界のようでもある。が、伊藤たかみさんは本音を表に書かない人ではないかと思うのです。続2013/11/02

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