河出文庫
江戸あやし物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309407005
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0195

内容説明

長谷川平蔵のたくみな裁き、娘に化けた狐、老儒者の友となった狸、殿様になれると騙された商人、猫の声の謎、まもなく寿命が尽きると占われた男の運命、不可解な夢の意味したこと…。江戸時代の知識人たちが折にふれて書きとめた不思議な事件、奇怪な出来事のかずかず。遺された膨大な文献を渉猟した碩学が、興味深い話を精選し、わかりやすくまとめた江戸の奇談集。

目次

平蔵様
村上家の術士
親の助命
手のひらのしるし
吉益周助の見立て
竹皮包みの刀
二本松の狐
鬼瓦
田の中のさむらい
鷲切〔ほか〕

著者等紹介

原武男[ハラタケオ]
1909年、秋田県湯沢市生まれ。秋田県師範学校卒業。教職歴二十一年。秋田県立秋田図書館勤務、同館嘱託、秋田県文化財専門委員、秋田市立中央図書館明徳館館長を歴任。1989年死去
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感想・レビュー

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しちこ

1
江戸の世に巷でまことしやかに囁かれた話を集めたもので、変に教訓めいたりしていないのが良い。2012/05/05

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