内容説明
正月の年中行事の中でも最もポピュラーな遊びの一つとして、百人一首は長い間、親しまれてきた。それは日本人の心をつちかい、自由に面白く百人一首の歌を「解釈」することで楽しまれてきた。一首一首の綿密な評釈とともに、庶民がどのように受けとってきたかを軽妙洒脱に語る名著。
目次
秋の田の…
春すぎて…
あしびきの…
田子の浦に…
奥山に…
かささぎの…
あまの原…
わが庵は、…
花のいろは…
これやこの…〔ほか〕
著者等紹介
池田弥三郎[イケダヤサブロウ]
1914‐82年。慶応大学国文科卒。国文学者、慶応大学名誉教授。折口信夫に師事し、民俗・芸能研究に携わる。ほかに、NHK解説委員、横綱審議委員会委員などを歴任し、幅広く活動
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