内容説明
岡目八目、男は度胸で女は愛敬、かごめかごめ、くわばらくわばら、芸は身を助ける―庶民の日常生活の中で育まれ生きつづけてきた身近な故事・名言の由来を探り、民衆の知恵や生活の哲学を物語風に解説。日本を代表する国文学者が伝統的な言葉を解いた不朽のロングセラー。
目次
負うた子に教えられて浅瀬を渡る
岡目八目
おしゃれしゃれてもほれてがないよ
遅かりし由良之助
恐れ入谷の鬼神母神
おつむてんてん
男心と秋の空
男は度胸で女は愛敬
お土砂をかける
鬼一口〔ほか〕
著者等紹介
池田弥三郎[イケダヤサブロウ]
1914‐82年。慶応大学国文科卒。国文学者、慶応大学名誉教授。折口信夫に師事し、民俗・芸能研究に携わる。ほかに、NHK解説委員、横綱審議委員会委員などを歴任し、幅広く活動
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