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河出文庫
彩花へ、ふたたび―あなたがいてくれるから

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309406596
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

神戸市須磨区で起きた児童連続殺傷事件―「神戸少年事件」で一人娘の彩花ちゃん(当時十歳)を喪った母が綴る二冊目の手記。前著『彩花へ―「生きる力」をありがとう』出版後に寄せられた一千通に及ぶ読者からの共感の手紙に対する返信と、事件後に深く語り合った「生と死」の意味。母の心に生き続ける娘の命の輝きと、本当の幸福とは何かを問う感動の書。

目次

1章 あなたがいてくれるから(星に願いを;希望を抱いて;出版の決意 ほか)
2章 私たちこそ「生きる力」をありがとう―『彩花へ―「生きる力」をありがとう』を読んだ人々(寄せられた感動のお手紙から;授業で本を読んだ小学生のみなさんの手紙;自主的に討論した中学生の方々からの感想文 ほか)
3章 絶望から希望をどうつむぎだすか―「生と死」を巡る山下さんとの対話(行き詰まった社会;人間であり続けることの難しさ;「物語」を創る大切さ ほか)

著者等紹介

山下京子[ヤマシタキョウコ]
1955年、兵庫県神戸市生まれ。97年3月23日、長女・彩花ちゃんを「神戸少年事件」によって亡くす

東晋平[ヒガシシンペイ]
1963年、神戸市生まれ。駒沢大学卒。日本マスコミ学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

22
子供の頃テレビで見た殺人事件のニュースと、今現在、例えば大阪のどこかで起こったDV 絡みで子供が亡くなった話なんかを新聞で見るのとでは、胸の痛み方の種類が違う気がします。この事件は当時もちろん知ってたし、その時も何かを感じたはずなんだけど、今この本及びこの事件に関する本を読んでみるとやっぱり胸に抱く感覚が違うし更に言うともっとこの事件のことを知りたくなります。娘を失う。それを想像するだけで胸の痛みから逃げたくなるのに、著者は娘をあんな残酷な目に遭わされた上に失っている。想像したくない、でもまた読もう。2016/08/30

あくび

5
ふたたびの方は読まなくても大丈夫かも。。悪くはないけどね。2018/03/02

たかひー

0
★★★2013/11/21

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