内容説明
ミー、さようなら。二十年間ありがとう。父が死んだ時も、夫と別れた時も、私はこんなに泣きはしなかった―。愛猫ミーと過した幸福な日々。命の交わり。その出逢いと別れを通し、ペットを超えた深い絆を描く感涙のエッセイ。
目次
第1章 風の中の子猫
第2章 別れの予感
第3章 新しい出発
第4章 たそがれに向かって
第5章 ミーは光の中に
著者等紹介
稲葉真弓[イナバマユミ]
1950年、愛知県生まれ。73年、『蒼い影の傷みを』で女流新人賞、80年、『ホテル・ザンビア』で作品賞、92年、『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、95年、『声の娼婦』で平林たい子賞を受賞する。著書多数
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