内容説明
焚火をおこし、シェラカップに注いだ酒に手が伸びる。肴は昼間、潮溜りで悪戦苦闘して獲った大好物のタコ。今日、出会った素朴な人情を振り返ると、心地よい夜風が頬をなでる。千鳥足で寝袋に潜りこめば、天空に粉をぶちまけたような天の川。傾斜地で頭を低い方にして寝入ったために、翌日、顔がパンパンに腫れていた―。イラスト満載、島旅の醍醐味。
目次
小笠原父島
対馬
神津島
八丈島
礼文島
奥尻島
佐渡ケ島
奄美大島
宝島
伊豆大島
西表島
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅうり
7
小笠原諸島、対馬、神津島、八丈島、礼文島などなど。島旅はいい。流れる時間がゆったりしている気がする。なおかつ著者みたいにアウトドアできたら楽しいだろうな！焚き火して島焼酎で酔っ払って寝袋で野宿。夜中に目を覚ますと星空が…ただハブとの戦いは勘弁したいところ。2017/01/31
岡本匠
3
おや、登録している人がだれもいない！ もっとも、私も初めて読んだ方です。 文庫本で見開き2ページにエッセイが、次の見開き2ページに動植物(魚類、爬虫類含む)のイラストが描かれています。 この本は梅田の古書店のもっきり屋で100円で購入したもの。 椎名誠の怪しい探検隊の頃から、アウトドアの本は好きなんですよね。2015/05/03
