感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呉下の阿蒙
2
アクロスティック、アナグラム、ダブレット、パリンドローム、オノマトピア、洒落、ジョイス語入門。「言葉遊びの翻訳の訳語は、考え出すのではなく、日本語のなかにある。それを発見することだ」(米長邦雄九段のパロディ)2018/01/25
Nobody1
1
怪物がまだ怪人だったころ…2017/07/14
Z
1
よくも悪くも下らない本。ジョイス翻訳者による、英語をめぐるエッセイというか漫談。全編ユーモアな語り口で、英語でのしりとりや、単語使ったゲームやら、緩くかなりふざけた調子で語る。北海道など難しい地名があるが、英語でも先住民の言語を写したかなり難度の高い、難しい読み方の地名もあるらしい。ジョイスの英語の解説もあるが、その章、以後執筆するつもりの本の抜粋と言う体裁で、煙に巻かれて終わってしまった。煙にまかない本を書ける人かどうかはこの本では判断できない。なんとも中途半端な本だった2015/08/31