河出文庫<br> 毛利元就

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河出文庫
毛利元就

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309404844
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

安芸国の小領主の二男に生まれながら、少年期に城を追われて放浪の旅に出た松寿丸は、瀬戸内の海賊にその天稟を見込まれ、遠く揚子江の河口まで武者修行の足を運ぶ―のちに中国地方十カ国を支配し、天下を窺った風雲児毛利元就の謎に包まれた青春時代を鮮やかに甦らせた、鬼才の歴史冒険ロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木賊

6
毛利元就の青春時代を描いた伝記小説。創作要素強め。まだ何事もなさぬ幼少のうちから、その才気を見抜いて、大人物達が極端に肩入れする、という展開には、どうも馴染めないまま読了してしまった。とはいえ、貿易という観点、外国暮らしなどの要素は新鮮。鬼謀の人となっていく厳しい話であるにも関わらず、熱さと爽やかさを感じる作品だった。2014/10/08

カルマンGT

0
毛利元就の青春時代を書いた本。久しぶりの時代小説だった。おそらくフィクションであろうが、爽快に、楽しく読めた。戦国武将の生い立ちを背景の史実とうまくマッチさせていたとおもう。義理母や後見人達の諭す言葉には説得力があるものが多く、時代は違えども、人生の教訓として今も参考になる言葉が多い。著者は物語を通してこれらの言葉も伝えたい大きな要素の一つだったに違いない。と勝手に思っている。時代ものも面白い(^-^)/。2012/10/03

ホームズ

0
1996年8月15日初読

むじな

0
嘘が真か。故郷島根も席巻した西国戦乱期のライジングスターの、若かりし日の冒険譚と、中世日本の海洋国家的物語。2019/10/19

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