河出文庫<br> ルクレツィア・ボルジア〈下〉華麗なる恋と死

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河出文庫
ルクレツィア・ボルジア〈下〉華麗なる恋と死

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784309403014
  • NDC分類 289
  • Cコード C0195

内容説明

近代の黎明期を生きたルネサンスの人びとは、独特の輝きをもって、後世の人びとを魅了してやまない。ボルジア家の人びとも、また例外ではない。そのひとりルクレツィアは、美貌と悲運の生涯ゆえか数々の創作のテーマとされてきた。悪女といわれ、淫蕩な女とみなされてきたこの絶世の美女に、作者は新たな解釈を加え、魅力あふれるルネサンス女性の一典型として、新しい女性像を創出する。

目次

第14章 天鵞絨のマント
第15章 還らざる冬
第16章 チェーザレの進撃
第17章 マジョーネの叛乱
第18章 詩人の恋
第19章 かくて、怒りが
第20章 崩壊への道
第21章 ふたつの悲劇
第22章 チェーザレの脱獄
第23章 最後の闘い
第24章 孤立無援
第25章 恋と死と
第26章 運命の日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きっしょう

4
権勢欲の塊のような、更に倫理観の無い法王と兄があまりに濃いキャラなのでルクレツィアとしては翻弄される一方だが、実は負けじと人を操ることに長けていたというのが著者の解釈のようだ。実は本書を読んで一番興味が湧いたのはチェーザレ・ボルジアに忠誠を尽くしたドン・ミケロットでした。2020/06/21

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