比べて愉しい国語辞書 ディープな読み方

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比べて愉しい国語辞書 ディープな読み方

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  • サイズ 46判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309300047
  • NDC分類 813.1
  • Cコード C0081

出版社内容情報

『新明解』『角川』『岩波』など、数多ある辞典を比較しながら読むことで見えてくる、辞書と日本語の面白さを紹介!

内容説明

いまの国語辞書16点を徹底的に引き比べ!“ことばの底なし沼”にハマってみない?時代とともに進化する個性豊かなツールの選び方、愉しみ方、つきあい方もやさしくガイド!

目次

1章 国語辞書は「比べてなんぼ」である(「国語辞書はどれも同じ」なんて大間違い!;語釈にこそ、辞書の「個性」がもっとも表れる! ほか)
2章 徹底検証!目的別「ベストな一冊」はこれ(国語辞書は“一長一長”である!;「その語は漢字でどう書くか」を知りたい! ほか)
3章 「得意分野」を知れば辞書はこんなに愉しめる!(「明治の文学作品」をもっと愛でたい!;「現代の小説」をさらに深く味わいたい! ほか)
4章 辞書に「なぜか載らないことば」のミステリー(「辞書にないことば」を集める愉しみ;「一ページ」を載せる辞書が少ない理由とは ほか)
5章 もっと辞書が引きたくなる!「改訂版」深掘りレビュー(「辞書の改訂」はマニア垂涎の一大イベント;『明鏡国語辞典』のサービス精神に思わず感動! ほか)

著者等紹介

ながさわ[ナガサワ]
辞書蒐集・研究家。所有する辞書の数は2021年3月現在で1000冊に達する。「四次元ことばブログ」にて辞書やことばについての知見を発信中。ウェブ系ニュースサイトを中心に国語辞書の魅力を紹介する記事も多く寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

26
忌憚なく書くと、出版社毎の国語辞書の特徴比較に関しては、他の著者や他の似たような解説書や記事との大きな差異は、それ程感じなかった。その分、辞書毎の用例比較が豊富で、この本の個性になっている印象。あと、2021年刊行の解説書なので、最近改訂版が刊行された辞書にはLGBTに配慮した説明への変更がある事や、これまでは誤用とされていたけれど今は容認されているコトバの説明など、時と共に変化している例が豊富で読んでいて楽しかった。最後に、著者の国語辞書愛が凄い!2021/07/07

みんく

22
『てにをは辞典』や『日本語 語感の辞典』など異色の辞典に興味を持ち、「辞書 比較」でウェブ検索。すると最上位に出てくる『四次元ことばブログ』、これがおもしろすぎた。個人のブログの域を超えている。ブログを読んで1年くらい経ったある日、本屋で本書を発見。ブログの執筆者の名前は憶えていなかったが、見た瞬間、「ああ!あのひとだ」と。(新選国語辞典第九版)わかたけ【若竹】その年にはえた竹。「― 煮」⇒これでは「若竹煮」は竹の煮物ということになってしまいますが、いいのでしょうか。(本文より引用)爆笑してしまいました。2021/09/11

がらくたどん

22
名作『新解さんの謎』は辞書の語釈の多様性と面白味を広く知らせて画期的だったが、本書は比較国語辞書学とでも言えそうな語釈だけではない辞書そのもの編纂志向をとても実用的に(立項状況の一覧表は嬉しい)かつ楽しく解説している点で画期的。「誤用」の扱いの違いは用法が年月で変異する事への許容度を映していて興味深い。何より目を拓かれたのは「デジタル辞書」の威力!重い紙の辞書を並べて最適語釈を探していた旧世代にはあっという間に複数の辞書を比較できる機能は神業。(まあ、紙には周囲の項をチラ見する余禄もあるのでこれも紙業)2021/07/22

びっぐすとん

16
図書館本。あまりにもマニアックな辞書愛に溢れた本。言葉は生き物であるから、かつては誤用と言われた使い方もいつしか正当なポジションに収まることもある。価値観の変化で言葉の持つ意味合いや表現の範疇が変わることもある。あまり目くじらを立てることもないのかも。辞書を見比べれば時代が反映されていることも明らかだ。正に時代を映す香我美だろう。新語として取り上げられる語はある程度定着した言葉だとかんがえていたが、最近は辞書に反映されるスピードが早くなった気がする。世の中の流れが早く、浸透するのに時間がかからないからか。2021/08/21

501

13
各国語辞書の新語や誤用の扱い方、どの辞書が漢字の書き方、類語や言い換え表現、文学や日常語に強いか比較検討する。本書の基本的な姿勢は各辞書に独自の強みはあるものの万能ではないので複数の辞書を持ちましょうではあるが、様々な観点から比較することで辞書の個性が掴めるので、自分にあった一冊を探すヒントになる。類書の"学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方"は各辞書にキャラクター付けて個性を分かりやすく示してくれているが(個人的にはいまひとつ共感できないが)、本書の方が辞書の中身に一歩踏み込んだ分析がされている。2021/11/03

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