内容説明
本書は手外科医、末梢神経外科専門医が、末梢神経の障害から、離れた部位に起こる痛みのメカニズムをわかりやすく解説。かんたん「手首ほぐし」「腕のストレッチ」で、肩・首のコリ・痛みを自力で和らげる方法を伝授します。
目次
はじめに 「しつこい首、肩の痛みは手首ほぐしでよくなります」
1 なかなか治らない首や肩の痛み・コリは「手首」が原因だった(まずはてのひらと手首のセルフチェックをしてみましょう;手首の腫れ=手内筋の衰えがあれば要注意! ほか)
2 実践編 手首ほぐしで首や肩の痛み・コリをスッキリ改善(手首をほぐして、首痛・肩痛を改善しよう;手根管症候群の手術後もセルフストレッチによるケアは重要 ほか)
3 応用編 手首ほぐしの効果をもっと高める運動と生活習慣(手首ほぐし・腕のストレッチの効果をさらに高めるには;手根管症候群の人ができればやめたい行動と習慣 ほか)
4 患者さん実例集 しつこい首や肩の痛み・コリの手首ほぐし改善例(実例1 手首ほぐしと腕のストレッチでコリが改善。湿布の使用頻度が減った;実例2 もしかして手根管症候群?手首ほぐしは継続が必須 ほか)
著者等紹介
萩原祐介[ハギワラユウスケ]
医学博士。東邦鎌谷病院医師(整形外科・手外科・末梢神経外科)。東京大学特任研究員、電気通信大学客員准教授。山梨医科大学(現山梨大学)医学部卒業、日本医科大学大学院修了。医師を対象としたセミナーを多く行う。全国各地から難治性疼痛の患者が受診し、遠方病院での手術も招かれ行う。的確な診断に基づく回復(神経ブロック)・防御(リハビリ)・攻撃(手術)を使い分ける治療で「末梢神経のパラディン(騎士)」と呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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