出版社内容情報
生活習慣病由来の2型糖尿病で重要なのは、血糖値よりも脂肪肝や脂肪膵などの「第三の脂肪」!その原因から、食事や運動などによって糖尿病を不治の病にしないための方法を教える1冊。
著者情報
明治薬科大卒。一般社団法人国際感食協会理事、薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)、NPO法人統合医学健康増進会理事。医療の現場に身を置きながら薬漬けの治療法に疑問を感じ「薬を使わない薬剤師」をめざす。
内容説明
日本人の糖尿病患者さんの約9割を占める2型糖尿病ですが、共通点として挙げられるのが脂肪肝や脂肪膵。その原因の一つとなるのが、本来脂肪がつかない肝臓や膵臓などにつく異所性脂肪といわれる「第三の脂肪」なのです。さらに、日本人は肥満でなくても「第三の脂肪」がつきやすいという特性も…。糖尿病対策には、高血糖を防ぐことも大切ですが、本書では、「第三の脂肪」を撃退して糖尿病を不治の病にしない方法を教えています。
目次
第1章 「第三の脂肪」脂肪肝・脂肪膵を侮るなかれ(血糖値を下げるのは対処にすぎない。根本的な解決を目指そう;2型糖尿病患者さんの多くは肝臓と膵臓にも脂肪をため込んでいる! ほか)
第2章 まずは“敵”をよく知る!沈黙の病「糖尿病」とは?(糖尿病は1型と2型があり、日本人の糖尿病患者さんのほとんどは2型;糖尿病の診断は複数の検査で行う ほか)
第3章 食事対策は基本の「き」!(効果が高く、自分でコントロールできるのが毎日の食事対策;カロリー制限や過度な糖質制限より、“血糖値を上げない”食べ方が大切 ほか)
第4章 薬に依存しないために正しい薬の知識を持つ(薬について正しく知り、頼り切りにならない;処方される経口薬についてよく知っておこう ほか)
第5章 コツコツ体操で糖尿病を遠ざける(筋肉を動かす、基礎代謝の良い身体づくりが肝心;いつでも、どこでも「コツコツ体操」 ほか)
著者等紹介
宇多川久美子[ウダガワクミコ]
1959年千葉県生まれ。明治薬科大学卒業。薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)。一般社団法人「国際感食協会」代表理事。(有)「ユアケー」代表取締役。NPO法人「統合医学健康増進会」常務理事。医療の現場に身を置きながら薬漬けの治療法に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」を目指す。現在は、自らの経験と栄養学・運動生理学等の豊富な知識を活かし、感じて食べる「感食」・楽しく歩く「ハッピー☆ウォーク」を中心に、薬に頼らない健康法を多くの人々に伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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