百億の昼と千億の夜 完全版

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百億の昼と千億の夜 完全版

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  • サイズ A5判/ページ数 496p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309292076
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

光瀬龍の壮大なSFを萩尾望都が鮮やかにマンガ化した傑作が大判サイズで蘇る! 特別企画「萩尾望都に聞くSF質問100」。

内容説明

末世を救う救世主・弥勒に疑問を抱き、真実を暴く戦いを続ける阿修羅王。救いを求め出家したシッタータは阿修羅に導かれ、アトランティスのオリオナエとともに宇宙創生の謎に挑む。弥勒の救済計画とは一体何なのか。その結末に刮目せよ!イラストコレクション&初公開を含む阿修羅王イメージスケッチ。

目次

『百億の昼と千億の夜』イラストコレクション(天地創造;アトランティス幻想;悉達多;梵天 帝釈天;阿修羅 ほか)
百億千億スペシャルエクストラコンテンツ(エッセイ;スケッチブックよりイメージイラスト;特別企画 萩尾望都に聞くSF100の質問;『百億の昼と千億の夜』関連年表)

著者等紹介

萩尾望都[ハギオモト]
漫画家。1949年、福岡県生まれ。1969年デビュー。SFやファンタジーなどを巧みに取り入れた崇高な作風で唯一無二の世界観を表現し続け、あらゆる方面から圧倒的なリスペクトを受けている。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で第21回小学館漫画賞、1997年『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞、2011年に第40回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞、2017年に朝日賞など受賞歴多数。2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章。2019年には文化功労者として顕彰された

光瀬龍[ミツセリュウ]
小説家。1928年、東京都生まれ。1962年デビュー。歴史SF『征東都督府』、歴史小説『平家物語』、生物学の知識を活かしたエッセイ『ロン先生の虫眼鏡』など、幅広い分野に健筆を揮った。『百億の昼と千億の夜』『喪われた都市の記録』などの長編は東洋的無常観を基調にした壮大なスケールの宇宙叙事詩として高い評価を得た。1999年逝去。没後、それまでの功績に対して第20回日本SF大賞特別賞が贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoru

83
救世を説く弥勒に疑いを抱き真実を求めて宇宙の旅を続ける阿修羅王、救いを求めて出家したシッタータ(仏陀)、失われたアトランティス大陸のオリオナエが時空を超えて織りなす壮大な物語。救世主ナザレのイエスも、本作では惑星開発委員会に地球の管理を命じられた卑小な存在である。市民が単なる記号に還元されたゼン・セン市の描写。宇宙で知的生命体の発展を促し、高度な文明を開発することはすべて失敗に終わってしまった。最後に訪れた<ディラックの海>、マイナス・エネルギーの海で一人残された阿修羅王の戦いは無限に続くのであろう。→2022/08/09

鱒子

81
文庫を持っていますが、大きな判型と完全版のあおり文句に惹かれて購入。萩尾望都さんの美麗なカラーイラスト、原作者 光瀬龍さんのエッセイも載っています。漫画版オリジナルのユダのあたりなんて抜群に面白い。オリオナエの語るところは、カタカナだらけの原作よりも格段に読みやすいですね(笑2022/09/02

ぐうぐう

54
完全版で再読する『百億の昼と千億の夜』。まず萩尾望都のコミカライズを読み、かなり経ってから原作である光瀬龍の小説を読んでみて、興奮冷めあらぬままコミカライズを再読した記憶がある。それ以来の読書となったが、いやはや面白い。神とは、宇宙とは、自我とは、といった哲学的主題が、あしゅらおうやシッタータ、イエスと言ったキャラ立ち著しい者達によって、難解でありながら躍動した物語となっていることが原作の凄さだろう。「宗教の説く言葉の背後にあるものを、えぐり出してみたい」と光瀬の言葉にあるように、(つづく)2022/07/30

くさてる

38
数十年ぶりの再読だったけれど、内容は完全に覚えていた。つまりそれだけ印象的でインパクト大だったということ。絵も素晴らしいし、壮大なSFストーリーをここまでまとめ上げた萩尾望都の力量もすごい。巻末インタビューはファン必読です。2023/10/19

阿部義彦

30
多分リアルタイムで連載中に、手に取る事はあったと思うが当時中坊の私には難しすぎて跨いでいた様な気がします。しかし、チャンピオンも良く載せたもんだよな。歳を経た今新たに読ませてもらいました。ぶっ飛んだ思弁的SFです。小松左京の「果てしなき流れの果てに」や筒井康隆の七瀬三部作「オイディプスの恋人」の読後感に似ていると思った。惑星開発委員会の陰謀か、宇宙の内と外との戦い、全ては知的生命体を発生させるプログラムに過ぎないのか?かなり大胆に原作を脚色しているみたいなので、原作も読みたくなりました。未だに謎すぎる。2022/09/14

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