- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
出版社内容情報
画業66年間で初の総特集。自作を語る7万字インタビュー、一条ゆかり、山岸凉子の特別寄稿、貴重なマンガも収録した超充実の一冊。
内容説明
「女手塚」と呼ばれたマンガ界の巨匠が自作を語り尽くす7万字超えのインタビュー!!図版点数500点以上でたどる、初の総特集。
目次
序章 なぜ水野英子は「女手塚」と呼ばれたのか?銀の花びらひらくまで―水野英子と『少女クラブ』
7万字ロングインタビュー「水野英子、自作を語る。」
アーリー水野英子 1955~1957
「銀の花びら」とトキワ荘時代 1957~1959
「星のたてごと」と月刊誌の時代 1960~1962
週刊誌とロマンチック・コメディの時代 1963~1968
『週刊セブンティーン』と「ファイヤー!」の時代 1968~1971
多様な雑誌と珠玉短編の時代 1971~1981
芸術と歴史 バレエ、オペラ、アートの時代 1976~20XX
終章 水野英子―少女マンガの歴史をとりもどすための鍵
著者等紹介
水野英子[ミズノヒデコ]
マンガ家。1939年10月山口県生まれ。手塚治虫に見いだされ、55年、15歳の時『少女クラブ』にてカットとコママンガでデビュー。ストーリー作品のデビュー作は56年「赤っ毛小馬」。最初の本格的長編連載「銀の花びら」(57~59年)がヒット、続く「星のたてごと」(60~62年)で人気を不動のものにする。戦後の少女マンガ黎明期において華麗で繊細な画面構成、ダイナミックなストーリー展開、男女の恋愛を描くなど、女性作家として新しい表現の道を切り拓いてきた。その作品は数多くのマンガ家に影響を与えている。また「トキワ荘」住民の紅一点であり、石ノ森章太郎、赤塚不二夫と共に「U・マイア」として作品を発表している。神話、バレエ、オペラなどに造詣が深く、それらを基にした幻想的な物語はもちろん、人間の本質を見つめた骨太なドラマをも得意とする。帝政ロシアを舞台にした歴史ロマン「白いトロイカ」(64~65年)、アメリカの青年ロックミュージシャンの生き様を描いた「ファイヤー!」(69~71年)など代表作多数。1970年第15回小学館漫画賞、2010年第39回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞。2020年に開館した豊島区立トキワ荘マンガミュージアムには水野の暮らした部屋も再現されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bura
キイロイネコ
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
psy
paxomnibus