フランク・ザッパ攻略ガイド―やれるもんならやってみな

和久井 光司【責任編集】

河出書房新社（2020/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 240p／高さ 21cm
• 商品コード 9784309291147
• NDC分類 764.7
• Cコード C0073

出版社内容情報

生誕80年を迎えいまだに威光を放つ巨星ザッパ。世界初の「編年体音源整理」による徹底的かつ完全な「読めるディスクガイド」が完成

内容説明

生誕８０年記念出版！生前から膨大な音源に幻惑させられ、死後さらに加速したリリースに集める気を失くしてきたすべてのロック・ファンに贈る、世界初の「録音順／編年体音源整理」による徹底的かつ完全な「読めるディスク・ガイド」。

目次

オリジナル・リリース／人事異動図
論考：女装した父は発明の母なのだ
録音順／編年体ディスク・ガイド
編集盤／関係レーベル作品
キャプテン・ビーフハートの作品
関係者名鑑
ゲイル・ザッパインタヴュー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アズル]

図書館本。フランク・ザッパはリリースタイトルが多く、ファンやマニアが濃い感じ、という印象があります。ちゃんと手を出したいと思っていた矢先でした。何枚かは持っていたのですが、そこから先になかなか進めなかったのです。和久井さんの文章の面白さと、ザッパの音楽への追及心。この本は購入確定です。それにしてもリリースタイトルがやはり多い。

2021/03/16

[タイコウチ]

有能な協力者を得て前回の和久井氏のザッパ本よりもそれなりにバランス良く丁寧に作られていると思う（しかし80年代のバンドを支えたベーシストScott Thunesのカタカナ表記は執筆者でブレがある）。特に梅村氏によるザッパが関係したバンドの人事異動図は圧巻。最後のツアーとなった88年のザッパ・バンドの悲劇的な途絶についての記述がほとんどないのは、個人的にちょっと残念。なんだかんだ言っても、没後も次々と発表される発掘作品を整理するのに役立つし、これを読んで、買いそびれていたCDもとりあえず２枚購入した（笑）。

2021/01/31

[F4ふぁんとむ]

期せずして（？）ザッパの伝記になっている。なんともすごい人。

2021/09/26