出版社内容情報
一つは欲しい、英国アンティーク。でも、見分け方、買い方がよくわからないーーそんなあなたにぴったりの1冊。豊かな暮らしを!
内容説明
英国に住んでアンティークと暮らしていると、不思議な、物語が始まるような気分になる瞬間がたくさんあります。歴史にひそむ宝箱を開ける旅。
目次
第1章 陶磁器メーカーのお話
第2章 銀食器のお話
第3章 アンティーク雑貨
第4章 様式
第5章 アンティークを探しに行こう!
第6章 時代を見る
第7章 アンティークとの暮らし
著者等紹介
ささきひとみ[ササキヒトミ]
2000年英国へ。2年間コッツウォルズの園芸カレッジで学ぶ。2002年バーミンガム植物園で植物画の個展を開く。2005年コッツウォルズ・スードリー城にて個展を開く。2008年コッツウォルズの村にアンティーク店“Drawer”(ドロワー)をオープン。2015年~日本各地で、アンティーク、紅茶、イングリッシュガーデンに関する講座を行っている。現在、英国人パートナーと息子、娘の家族4人でコッツウォルズの小さな村の築300年のジョージアンハウスで、アンティークに囲まれて暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫と共に生きる
62
パラ見ページとガン見ページに分かれた(笑)陶器は勿論美しいが銀食器に今回は心打たれた。大切に使われて来たんだろう、ビスケットを入れるための銀食器、スプーンなどのカトラリーの数々。ティーポットが銀食器だと猫に落とされても大丈夫かと考えてしまった。陶器ではうちにはロシアの美しいカップソーサーがあるが高価らしいので勿体なくて使えない!ここに載っている様な美しいティーカップソーサーが欲しいなぁ~☕サーモマグは便利でずっと温度が保たれるけどなんだかなぁと思う時もある。2023/09/20
ごへいもち
25
素敵なんだけど細かい模様の細工を手入れしなければならなかった使用人たちのことを考えたり「紛争地の看護師」を同時に読んでいたりしたのでなんだかなぁ2020/01/17
じゅんた
9
コッツウォルズに店を構える筆者によるアンティーク案内。食器以外のところが非常に楽しかった。手書きのイラストがアンティーク愛を語っているようで、こちらも楽しかったです。銀食器 ビスケット入れ、サルヴァ(トレイ)、シュガートング、カードケース、雑貨 ティーキャディ、カスタードカップ。欲しくなったものたち。2021/03/09
ジュリ
4
写真が美しい。素的な物ばかりで欲しいものもあった。2021/10/15
るるぴん
3
陶磁器は主なメーカー別に歴史や特徴など、イラストと写真を掲載説明。シルバーもポットやイパーンなど、使うシーンが想像できる説明。様式の特徴などもわかりやすかった。何よりもささきさん本人の温かみのあるイラストが魅力的。イラストを描くと、デザインの勉強にもなりそうだな~と思わせる。アンティーク知識ゼロからご主人の影響でアンティーク雑貨商になったささきさんなので、入門者が押さえるべきポイントがわかっている。研究家みたいに小難しい書き方をしていないところがgood!2021/01/14