出版社内容情報
怒涛のアーカイヴ音源リリースで全体像が掴みがたい巨人ニール・ヤングを録音順の編年体で整理する完全版ディスク・ガイド!
内容説明
不滅のニール・ヤング、魂の軌跡。全公式音源を録音順の編年体で並べた世界初の完全ディスコグラフィ。クロスビー、スティルス、ナッシュのソロ作や、クレイジー・ホースも網羅。
目次
1 American Rock Before Neil Young
2 Buffalo Springfield
3 CSNY(Out Of Neil’s Solo Album)
4 Original Release Of Neil Young
5 Neil’s Recordings 1963‐1978
6 Neil’s Recordings 1979‐1991
7 Neil’s Recordings 1991‐2020
8 Family,Friends & Crazy Horse
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
O-chami
6
和久井さんの責任編集シリーズ、高校生の時から好き (映画「いちご白書」に使われてたからね) なニール・ヤングの一冊です。 熱い情熱のロックから、静謐・繊細なバラッド、火を吐くような反戦歌に若い心を奪われ、以降の50年余り紆余曲折の膨大な音源たち。 とても全てを聴き切れませんが、文章でその魂の軌跡を読み解く歓びの書でありました。 BGMは・・・「When You Dance I Can Really Love」🎶~「Like A Harricane」🎶🎶🎶2023/11/12
KDS
6
最も有名な曲は1972年の大ヒット曲「ハート・オブ・ゴールド (孤独の旅路)」であろうが、だからといって所謂「昔の人」ではない。いまどき、毎年のようにアルバムを複数枚発表し続けているアーティストはニール・ヤングくらいのもの。しかもオリジナルアルバムを年2枚リリースすることもあったりするんだから尋常じゃない。とんでもなくパワフルな爺さんである。本書はそんなニール・ヤングの全公式音源を徹底解説したガイドブック。輸入盤のみのリリースだったボックスセット「アーカイヴス」が一枚一枚丁寧に解説されているのが嬉しい。2021/09/26
winnerloser14
2
アーカイブシリーズの詳細を知ろうともしなかった自分には、録音順のディスクレビューはありがたい限り。 レコード・コレクターズ誌のニール・ヤング特集オンリーみたいな感じで良かった。 だけど、和久井氏は(この本に限らないけど)世間から評価の低いものを過剰に持ち上げる傾向があるような気がして、ちょっと気になるんだよなぁ。2021/10/24
はあびい
2
ニールヤングの公式アルバムは全部持っているつもりだったのですが、1枚だけ持っていないことが分かりました。ありがたい一冊です。2021/10/09
ウッシー
2
最近のニール・ヤングのアルバムリリースが多すぎて順番が全然わからなくなってたので大変ありがたい本でした。 今後もアーカイブシリーズとかオリジナルアルバムもまだまだ出るだろうから多分またわからなくなる日がすぐ来ると思うので、10年後くらいにアップデート版を出して下さい。2021/10/01