出版社内容情報
舌に溜まった様々な悪玉菌が腸に流れ込んで「がん」や体の不調をもたらしていた! 舌から健康を守る、新習慣のススメ。
内容説明
毎日歯を磨いても、舌に巣食う悪玉菌は全身をめぐり、腸内フローラも乱している!近年ようやく明らかになってきた「口内の菌」と「健康」の驚くべき関係とは?“万病のもと”をじょうずに“毒だし”して健やかであり続けるために必須の新習慣!
目次
1章 そのお腹の不調、舌の汚れが原因では?(舌と腸には、なぜ細菌が棲みつくのか?;口の中の細菌が、敵を寄せつけない理由とは ほか)
2章 怖い生活習慣病は口の中から始まる!(口の病気も、全身の病気も「炎症」から始まる;太りやすいのも、歯周病菌のせい?! ほか)
3章 正しく知りたい口腔ケアの基本(3週間「歯みがきしない」実験の結果は?;歯垢と舌苔は「ピンポン感染」する! ほか)
4章 生活の質を決める舌の大切な知識(舌は、有害物質をチェックする生体防御の最前線;舌が汚れていると、味を感じられない本当の理由 ほか)
5章 口内を清潔に保つ食習慣のススメ(口腔細菌の種類は、生活習慣で変わるか?;「エナメル質」は砂糖、「象牙質」は炭水化物が虫歯の原因 ほか)
著者等紹介
花田信弘[ハナダノブヒロ]
1953年、福岡県生まれ。福岡県立九州歯科大学歯学部卒業、同大学院修了。米国ノースウェスタン大学博士研究員、九州歯科大学講師、岩手医科大学助教授、国立感染症研究所部長、九州大学教授(厚生労働省併任)、国立保健医療科学院部長等を経て、鶴見大学歯学部探索歯学講座教授。この間、健康日本21計画策定委員、新健康フロンティア戦略賢人会議分科会委員、内閣府消費者委員会委員、日本歯科医学会学術研究委員会副委員長等を歴任。歯原性菌血症および内毒素血症の予防を中心に「微生物と健康の関係」について基礎と臨床の研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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