花のお江戸の若旦那―彩色江戸漫画

個数:

花のお江戸の若旦那―彩色江戸漫画

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月18日 23時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 89p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784309277585
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

かつて「アサヒグラフ」に連載された幻のカラー漫画を初めて単行本化、ファン垂涎の大判作品集。「三味線枕」など全八話完全収録。

杉浦 日向子[スギウラ ヒナコ]

内容説明

単行本未収録カラー漫画全八話。

目次

落花狼藉
三味線枕
海千山千
新宿綺譚
徳若に御万歳
百物語
梅雨のはて
秋色とりどり

著者等紹介

杉浦日向子[スギウラヒナコ]
1958年、東京生まれ。漫画家・江戸風俗研究家・文筆家としてテレビでも活躍した。1984年「合葬」で日本漫画家協会賞優秀賞受賞、1988年「風流江戸雀」で文藝春秋漫画賞を受賞し、1980年代の江戸ブームを牽引した。2005年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

49
【図書館】ここは花のお江戸。志摩屋の若旦那・福太郎の遊興記。大判オールカラーです。商いも三代目となれば店には滅多に顔出しせず、廓へ日参するのであります。蚊帳を吊った寝床から眺める花火なぞ、風流なものでございます。きっといまごろ日向子さんは、江戸時代に生まれ変わって念願の若旦那をなさっていらっしゃることでしょう。2017/03/12

syaori

46
若旦那は大店「志摩屋」の三代目。三日も四日も家に帰らず吉原で遊び、「店なんてモンは三代目でつぶすに決まってるじゃないか」なんて言う彼は全くロクデナシなのですが、金離れがよくて遊び上手で優しくて、移ろう季節や日々を楽しむ若旦那を好きにならずにはいられません。作中でも季節が変わっていくように、彼もずっと気楽な「若旦那」でいられるわけではないのでしょうが、その大切な一時の、天下泰平のお江戸での太平楽な生活を堪能させていただきました。絵はフルカラーで見ごたえたっぷり! カラフルな画面が目にも楽しい一冊でした。2018/05/07

ぐうぐう

29
1983年から「アサヒグラフ」に不定期で連載されていたシリーズを、初単行本化。しかも、大判でカラー収録とは嬉しい! 志摩屋の若旦那の日常を、江戸の風物と共におかしみたっぷりに描く。肩の力が抜けた作品だが、その抜け方がまた、杉浦日向子らしく、味わい深い。彼女が亡くなって、もう10年以上が経つのだなぁ。「草も水も 山も空も なにもかもがおもしろいし、うれしい 床の間の掛軸からは こんな風は吹いてこない」2016/09/19

mahiro

26
また杉浦さんの漫画に出会えて嬉しい。典型的な大店の三代目の若旦那は吉原で散財し、なんとか根性を直そうとする父親におっとりした母親・・そのやりとりを軸にオールカラーの江戸風物が展開される。吉原や新宿の女郎達は自分の身の上を嘆くより、したたかにその境遇なりに生を楽しもうとしているし若旦那の回りの人達も何か優しい、大門の桜に始まって夏の花火、凧の舞う正月の江戸の空、放蕩息子なりの親孝行?の紅葉に至るまで太く短い人生を粋に楽しむ江戸の人々が身近に感じられた。2016/11/19

ドナルド@灯れ松明の火

25
杉浦さん作品久々の出版で飛びついた。全盛期の漫画、杉浦さんが愛した生き方「若旦那」が主人公。ほどの良い粋な江戸の2代目若旦那の生活が生き生きと描かれている。何度も読み返した。お薦め2016/12/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11154742
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。