TOKYO ROCK BEGINNINGS―アマチュア・バンドとユース・カルチャーの誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309277448
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

日本の音楽シーンは「SCAP」と「慶應風林火山」という2グループによってつくられた。その軌跡を通して「ロックの誕生」に迫る。

君塚 太[キミヅカ フトシ]
ライター、編集者

内容説明

エイプリル・フール、はっぴいえんど、サディスティック・ミカ・バンド、ティン・バン・アレー、YMO。日本のロック・シーンを切り開いた伝説のバンドのメンバーの多くは、もともと2つの学生サークル周辺に集っていた東京在住の大学生、高校生のアマチュア・ミュージシャンだった。また、両サークルからは様々ジャンルのプロデューサー、写真家、優秀なビジネスマンなども輩出されている。慶應義塾大学「慶應風林火山」と立教大学「SCAP」に関わっていた人々に取材をし、そこから生まれたユース・カルチャーの実像を追ったオーラル・バイオグラフィー。

目次

第1章 慶應風林火山 高橋信之
第2章 慶應風林火山 高叡華
第3章 慶應風林火山 片岡義朗
第4章 慶應風林火山 松本隆
第5章 立教大学SCAP 柳田優
第6章 立教大学 細野晴臣
第7章 立教大学 野上眞宏
第8章 立教高校 高橋幸宏

著者等紹介

君塚太[キミズカフトシ]
1965年、東京生まれ。書籍編集者。2014年、TAC出版(TAC株式会社出版事業部)に入社、国内旅行ガイド・シリーズ「おとな旅プレミアム」(編集=K&Bパブリッシャーズ)などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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阿部義彦

11
サディスティックミカバンド、エイプリルフール、はっぴいえんど、ティンパンアレイ、大ヒット曲がある訳ではないが彼らが「日本のロック史を代表するバンド」だという事に異論はない。ロックバンドが、普遍的な価値を持つには大ヒットという同時代性よりも残された作品が時代の変化に耐え得るか、ファン層が世代を超えて更新されていくかの方が大事だと思う。60年代後半の、学生サークル、慶應風林火山と立教大学SCAPこのふたつから、最初はダンスパーティの演奏としてユースカルチャーが生まれた事を証言をもとに紐解きます。細野晴臣他。2017/01/08

あっちゃんのパパ

0
評価=4:WOWOWの同名番組を観てこの本を購入。自分が中学の頃、頭角を現してきた日本のロックミュージシャン、日本語のロックを始めた彼らの家庭環境、友人関係がよく分かった。彼らはやはり裕福な家庭の生まれだったことが、好きなロックに没頭できた理由だと思う。自分のようにどちらかと言えば裕福ではない家庭だと安ギター1本での四畳半フォークにならざるを得ない( ;∀;)。自分は関西ロックの方が好きだったので、大阪の大学に進学する事にした。OSAKA ROCK BEGINNINGSもどなたか本にしてくれないか。2020/06/03

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