出版社内容情報
「きのうみた夢」「粉雪ポルカ 」「こんぺい荘のフランソワ」……８０年代の珠玉の作品！！初公開「九月の一番長い夜」も掲載！
【著者紹介】
１９５４年生まれ。１８歳で『りぼん』で漫画家デビュー。代表作「たそがれ時にみつけたの」でまたたく間に人気を得、１９８０年代にかけて『りぼん』の看板作家として活躍。おとめチックという新ジャンルを牽引。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
17
何とも自分の記憶の隅から離れなかったのが『こんぺい荘のフランソワ』。いわゆる乙女なタッチの恋物語が多い陸奥さん作品の中で、雉田くんと楽子さんが夜空の星を見上げて語り合う『百話』のシーンや、雉田くんが去った後、充実の中にある楽子さんに芽生えた空虚、そこから始まる恋物語がナチュラルで好きだったなぁと。中1になるかならないかの頃に読んだシーンをよくも今でも覚えているものだなぁと(笑)。少女マンガって結構ベテランでもデッサンがヘンだったのか、という驚きもあったが(笑)。2016-412016/03/05
遠い日
14
きらきら、ふわふわ、そして一生懸命な恋。確かに記憶にあるとは言い難いのだけれど、懐かしい世界に浸ることしばし。自分の恋の行方がどっちへ向かうのかわからない青春の日々。まっすぐな彼女たちがまぶしいな。2016/04/24
幸音
11
弥生美術館で購入。「きのうみた夢」駒の片想い相手は親友･雛の兄。兄の別れた恋人芹香さんに感情移入して応援してしまう雛と駒がいい子。「粉雪ポルカ」絵に勝手に赤いベンチを書き込んでしまった夕芽。虹子さんが本当にいい人でお茶目で可愛らしい。「こんぺい荘のフランソワ」大好きな作品。ポジティブな絵本作家志望楽子さんと編集の雉田さん。こんぺい荘の住人さんや喫茶店のお姉さんも皆素敵。雉田さんから想われていても気づかない楽子さんが、離れてみて初めて気づく過程が自然で、雉田さん報われて良かったねと何度読んでも思う。2016/01/01
パウ
1
日産くん。(親戚本)2017/09/13
小梅さん。
1
新年最初にとっておいた幸せな１冊。 乙女ちっくばんざい！2016/01/01
