出版社内容情報
埋もれた日本の戦前映画を見つけたい! フィルム・アーカイブの探偵たちのユニークな活動を追いかけた初のノンフィクション。
【著者紹介】
1968年生まれ。立命館大学在籍時に京都文化博物館映像ホールにてアルバイト勤務し、日本の戦前無声映画について多くの知識を得た。著書に『戦前日本SF映画創世記』(小社刊)がある。
内容説明
いつのまにか消えてなくなってしまった、戦前日本映画の名作たち。それら失われた映画に心奪われ、フィルムを捜した「探偵たち」を追いかけた初めてのドキュメント!
目次
失われた戦前日本映画
一九四五年の断裂―敗戦と日本映画、フィルムセンター1
はじまりの一歩―「忠次旅日記」、フィルムセンター2
海のむこうへ―ゴスフィルモフォンド探索記、フィルムセンター3
情熱の星―プラネットと安井喜雄
地域のアーカイブとして―京都文化博物館
復元すれど収集せず―映画保存協会
大学が映画を集めるとき―早稲田大学・立命館大学
てのひらの映画―おもちゃ映画と太田米男
語って集めて―活動弁士とフィルム保存
コレクターたちの伝説―安部善重・杉本五郎
映画を見つけたい―古道具市の海の中で
復活―映画の保存とデジタル修復
謎解き―「曼珠沙華」―一九四五年九月
著者等紹介
高槻真樹[タカツキマキ]
1968年生まれ。第5回日本SF評論賞選考委員特別賞を「文字のないSF―イスフェークを探して」で受賞。立命館大学在籍時に京都文化博物館映像ホールにてアルバイト勤務し、日本の戦前無声映画について多くの知識を得た。「狂恋の女師匠」で第4回創元SF短編賞・日下三蔵賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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garth
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辺野錠
あんすこむたん
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