出版社内容情報
20世紀を代表する建築家ル=コルビュジエ。彼自身が執筆・デザインした1935年の代表的著作を完全に再現!
ル・コルビュジエ[ルコルビュジエ]
1887年生まれ。20世紀を代表する建築家。モダニズム建築の規範として、「近代建築の五原則」「モデュロール」など数々の概念を提唱。1965年没。
白石 哲雄[シライシ テツユウ]
1949年生まれ。アーティスト、早稲田大学ル=コルビュジエ実測調査研究会顧問。早稲田大学大学院創造理工学研究科博士課程修了。
内容説明
ル・コルビュジエ都市論の最重要著作、完全再現。
目次
第1部 前提
第2部 現代の技術
第3部 新たな時代
第4部 「輝ける都市」
第5部 プレリュード
第6部 諸計画
第7部 農村部の再編成
第8部 結論
著者等紹介
白石哲雄[シライシテツユウ]
早稲田大学理工学術院創造理工学研究科博士後期課程満期退学。早稲田大学理工学術院総合研究所招聘研究員。早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jackbdc
2
コルビュジェは自然、人間や人々の生活に人一倍リスペクトを持つ人物であったと知り驚く。彼の描く理想の都市像からこれとは真逆の人物像:合理性至上主義者のイメージを膨らませていたのだが誤解であった。しかし、彼が描いたパリ万博のヴォワサン計画は控え目にいって時代遅れのディストピアである。高層マンションが幾何学的に立ち並ぶ姿に輝かしい未来を感じたのは手塚治虫マンガの時代、つまり高度成長期迄だった。現在は高層集合住宅等の技術や工夫により明るい将来都市計画像を描き出せる!と信じることが難しい時代に突入した感がある。2021/05/05
takao
0
都市計画2016/09/07