出版社内容情報
モンスター・バンドの魅力に迫る野心的な論考を中心に構成。バンドのパブリック・イメージを解体・更新する刺激に満ちた一冊。
目次
第1章 レッド・ツェッペリンとその磁場(「自伝」に抗い続ける燐光性の肖像群―『Jimmy Page:The Photographic Autobiography』を読む;コミュニケイション断絶―ツェッペリン・バッシングの真実;私たちは「幻惑されて」いた?―歌詞の世界に近づくツールとしての対訳を考える;仰角構図と縦空間―ペニー・スミスが捉えたレッド・ツェッペリン;光と影の完璧なバランス―エントランス・バンド、レッド・ツェッペリンを語る)
第2章 レッド・ツェッペリンの作品(レッド・ツェッペリン;レッド・ツェッペリン2;レッド・ツェッペリン3;レッド・ツェッペリン4;聖なる館 ほか)
第3章 レッド・ツェッペリンと300枚のアルバム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
6
最近発売された 聖なる館 までカバーした最新Led Zep解説本。 CD日本語訳への批判的コメントが特に良かった。 質の低さがずっと残念だったんだ。 例えばアルバム ”Presense” の”For Your Life♪ は、”いのちに代えても”だよな...for を ”ために” の思い込みは初心者と言われても仕方ない。2014/12/06
くたびれ役人
1
レッドツエッペリンの偉大さ、素晴らしさを実感できないため、理解の助けになればと思い読んでみました。Zepを愛する人たちの熱さ、過激さ(「レッドツエッペリンと300枚のアルバム」のディープパープル評がすごかったです。)がよくわかりましたが、相変わらずCDを聞いてもピンとこないのが悲しいです。2015/10/18