ダフト・パンク―テクノ・ファンクのプリンスたち

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309274539
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

世界で最も人気のあるテクノユニットはいかにしてその音楽を創りだしたのか。日本でもファンの多いバンドに迫るフランスで唯一の書。

【著者紹介】
ファッション誌「ELLE」やクラブ系の音楽誌に執筆するジャーナリスト。マルセイユ出身、パリ大学で哲学を修めた。DJ。実に頻繁にいまもクラブに通っている。

内容説明

テクノの最高峰デュオはいかに音楽の未来を切り拓いてきたのか。はかりしれない魅力とそのデビュー以降の軌跡にせまる決定版。

目次

1 「アラウンド・ザ・ワールド」のコンテクスト:フレンチ・タッチの到来、フランスにおけるテクノの出現(定義の実践;始まりはレイヴだった ほか)
2 『ホームワーク』の制作(ダーリンのエピソード;ハウスの大衝撃 ほか)
3 「アラウンド・ザ・ワールド」、ヒット曲の解剖(ハウスとディスコを融合する讃歌;反復と普遍性 ほか)
4 「アラウンド・ザ・ワールド」が教えてくれたもの:ダフト・パンク世代―ダフトのパンクな遺産(政治的な急変;自分たちのやり方で成功する ほか)

著者等紹介

陣野俊史[ジンノトシフミ]
1961年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

7
評伝ですが、やっぱり本人たちは出てこないだろうなあと思ったらその通りでした。ただ、フランスのシーンから見たらどう見えているのかなあと思ったら、主軸になるのが、フレンチタッチというフランスでのハウスシーンの隆盛とダフトパンクの1st「Homework」のリリース。そこから「Around the world」のリリースというのがメイン。個人的にフレンチタッチと言われたフランスのハウスシーンの言及はリアルタイムでも聴いていたし懐かしい。でももっとトーマとギのメンバーにスポットあてても良かったのではないかな2014/02/27

showgunn

5
日本では「One More Time」が一番有名だろうけど、主に「Around The World」が与えた影響について書かれてるのが新鮮でだった。 しかしちょこちょこと誤訳という程でもないけど疑問に思える訳があって「芸術ディレクター」なんてのは「アートディレクター」でいいだろうし、CERRONEのことを「セロンヌ」と書いているがこれは普通「セローン」と表記していて、セロンヌでは検索でも何も出てこないけどセローンならすぐにCDが見つかる。これじゃ音源を聴きたい人が探すこともできない、しっかりしてほしい。2016/03/02

dice-kn

1
(原著2008年、訳本2013年発行なので)ちょっと読んだタイミングが遅いです・・。ダフト・パンクが好きな人、もう少し広げてテクノが好きな人でないと読んでも面白くないような。私が読んだ本の中ではかなりマニアックだなと思いました。地元のフランスでは相当ヒットしたように書かれてますが、著者はテクノ大好きさんなので、テクノの知名度が日本と比べてどうなのか、ちょっとわかりませんね・・2019/10/15

きし

1
Daft Punkそのものというよりは、「Around the world」という曲、またはそのタイトルを中心として、フレンチ・タッチと外国の音楽、音楽のジャンルなど、いかにしてさまざまな垣根を取り払った……、飛び越えたのかを解説した本です。当時の空気、ムードを感じ取れるのと、装丁がむちゃくちゃかっこいいのが良い点ですが、値段もまあまあお高いため、よほどの好き者以外はお気をつけください。2014/05/04

Motoaki Nakashima

1
「アラウンド・ザ・ワールド」の衝撃!この曲で文字通り世界を席巻したそのインパクトで押し切った本だ。僕も「アラウンド・ザ・ワールド」チルドレン。2013/12/27

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