ソウル・フラワー・ユニオン―解き放つ唄の轍

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309274522
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

「日本」という枠を越えて活動し、結成20年を迎えるオルタナティブ・バンドの横断性を活写する迫真のアーティスト評伝。

【著者紹介】
1958年生まれ。82年ジャマイカに渡り、多数のレゲエ・ミュージシャンを撮影、帰国後カメラマンとして活動を始める著書に『黒いグルーヴ』(青弓社)、『オルタナティヴ・ミュージック』(ミュージック・マガジン)など。

内容説明

阪神淡路大震災、寄せ場、沖縄、朝鮮、アイルランド、東ティモール、パレスチナ、東日本大震災、脱原発、反レイシズム―あらゆるディアスポラたちを鼓舞しつづけるミクスチャー・ロックンロール・バンドの横断性を活写したアーティスト評伝。

目次

第1章 東北へ、「瓦礫」のなかへ―2011年
第2章 唄の誕生と転生―1993年~1997年
第3章 風の市に集う―1998年
第4章 世紀と世界のはざまで―1999年~2002年
第5章 戦争をやめろ―2003年~2006年
第6章 平和に生きるために―2007年~2010年
第7章 ソウル・サバイバー―2011年~2013年

著者等紹介

石田昌隆[イシダマサタカ]
1958年生まれ。82年ジャマイカに渡り、帰国後カメラマンとして活動を始めた。レゲエ、ヒップホップ、R&B、ロック、アフリカ音楽、中南米音楽、アラブやアジアの音楽のミュージシャンなどの写真を撮影している。音楽が生まれる現場を訪ねて世界50か国以上に渡航した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

22
 前から、買おうと思っていたが、ライヴの物販にあったのでこれも縁と購入。その後、中川さんにサインして頂き、嬉しかった。訴求力抜群の歌の数々は幾多の行動の軌跡によって裏付けされているなと再認識した次第。2017/05/05

readtuktuk

3
知っているようで知らなかったことがたくさんあった。それをもったいなかったと思った。ソウルフラワーとはいろんな光景を同じ場所で(ステージの上からと客席からの違いはあるにせよ)見ていたし、同じ時代を過ごしている。彼らの音楽や言動(3.11以降は中川敬のツイート)が、自分の思索と行動の一部になっていることを改めて確認した。文中の写真の中に自分も小さく写ってた!2014/08/17

kera1019

3
「ソウル•フラワー•ユニオンがコツコツと道を選択してきた基準が見えたりもした。」1993年以降、ソウル•フラワー•ユニオンとなって20年、著者が見てきた「ソウル•フラワー•ユニオンの残してきた音楽の轍」は世界情勢、震災以降の反原発の活動、レイシスト達に対する「しばき隊」など、その活動を繋ぐのに不可欠な存在というのはわかりますが、もう少しソウル•フラワー•ユニオンの音楽そのものに触れたかったような… メンバーによる寄稿やインタビューも読みたかったな。2014/03/11

ほんよむしばいぬ

3
ともかく読み終わって、約20年近くソウルフラワーユニオンを聴いていなかったこと、というより音楽をほとんど聴かずに過ごした日々が悔やまれた。なぜSFUをそのままフォローしていなかったんだろう。こんなに興味深いバンドを!内容は読んで「腑に落ちること」ばかりだった。 この本はSFUの写真を撮っているフォトグラファーの石田昌隆さんが体験したこととインタビューからSFUを描き出したものだ。ちょうどミュージシャンとリスナーの間にいるような微妙な感覚が面白い。 TL上読み終わってない人が多数の模様なのでこの辺で、、、。2014/02/17

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