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出版社内容情報
ビートルズのジョージなどにも影響を与え昨年物故した、シタールの権威でインド音楽の至宝、世界音楽の第一人者でもあった師の音楽観
内容説明
シタール奏者の最高峰にして、ワールドミュージックの先駆者で、2012年末、惜しまれつつ逝ったラヴィ・シャンカル。クラシックのメニューイン、現代音楽のフィル・グラス、ジャズのコルトレーン、そしてビートルズのジョージ・ハリスンら、多くのミュージシャンにも影響を与えた巨匠の生涯とスピリット。
目次
第1章 遺産―インド音楽の歴史・理論・楽器(ナーラダは戒めを受ける;美しい関係は消えようとしている;有為の音・無為の音 ほか)
第2章 師―偉大なインドの音楽家・改革者・グル(伝統の始まり;九人の至宝;アミール・ホスローとセタール ほか)
第3章 自分―探求の苦悩と発見の歓び(私はベナレスで生まれた;ウダイの夢;パリでの新生活 ほか)
第4章 今、考えること―インド古典音楽の伝統を広めるために
著者等紹介
シャンカル,ラヴィ[シャンカル,ラヴィ] [Shankar,Ravi]
1920年、英領インド生まれ。音楽家、シタール奏者。幼少期から青年期に兄のウダイらとともに舞踊団のダンサーとして、欧米諸国で活動。帰国後、ウスタード・アラーウッディーン・ハーンに師事しシタールを極め、インド音楽、世界音楽の第一人者となる。メニューイン、J‐Ph.ランパル、ズビン・メータらクラシック音楽家とも交流・共演し、またサタジット・ライの映画にも音楽で参加した。モントレー、ウッドストックのロックやジャズ系のフェスティバルにも参加し、ビートルズのジョージ・ハリスン、ジャズのジョン・コルトレーン、現代音楽のフィリップ・グラスらにも影響を与えた
小泉文夫[コイズミフミオ]
1927年、東京生まれ。民族音楽学者。東京大学文学部美学科卒業後、1957年にインドに留学、その古典音楽、民族音楽を調査する。帰国後、東京藝術大学教授。民族音楽研究の第一人者であった。1983年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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