出版社内容情報
セメント最強レスラーと称された大木金太郎。韓国脱出から日本マットで認められ、日韓を往き来し母国で英雄となった男の実像を追う。
【著者紹介】
書籍、雑誌の編集を経てフリーライターに。内外の社会事象を幅広く扱う。主著に『韓国の「変」コリアン笑いのツボ82連発!』、『韓流ドラマ、ツッコミまくり』、『にほん語で遊ぶソウル』、『美味しい韓国語』などがある。
内容説明
馬場、猪木に挑み続け、朴正煕大統領に愛された“韓国の力道山”の実像。戦前、戦後を経て平成の現代まで、日韓のはざ間で希有な生涯を送った大木金太郎。彼自身による物語に残された、いくつかの空白とほころび―。物語と事実のすき間を縫い合わせる旅を通して、その生涯を辿った。
目次
1章 リングでの「大木金太郎」
2章 「帰国」した2人のレスラー
3章 張永哲とキム・イル
4章 転落とその後
5章 故郷での動乱
6章 父、キム・イル
著者等紹介
高月靖[タカツキヤスシ]
1965年生まれ。ノンフィクション・ライター。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。雑誌・書籍編集者を経て独立。韓国をはじめ内外の社会事象を扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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