内容説明
ネオ・ダダ、ポップ・アート、デザイン、建築、マクルーハン、そして大阪万博へ―日本の芸術シーンを大躍進させた批評家・東野芳明を再読せよ!最も熱かった時代、最も熱い現場に立ち会った美術・文化批評をパッケージ。
目次
生中継の批評精神―一人称のビオス(松井茂;伊村靖子)
アメリカ前衛芸術論のためのノート
チャンス・オペレーション(偶然操作)
ニュー・リアリズム
“反芸術”是か非か討論会 世話人まえせつ
ヤング・セブン雑録
さようなら読売アンデパンダン展
わがサウンド・コレクション
女が彫刻を叩くとき―色彩彫刻の新しい波
美術とデザインの間〔ほか〕
著者等紹介
東野芳明[トウノヨシアキ]
1930年東京生まれ。東京大学文学部美術科卒業。1954年、第1回美術評論新人賞受賞。以来、美術評論家として活躍。58年から59年にかけて初の渡欧・渡米を経験。アクション・ペインティング、ネオ・ダダ、ポップアートをはじめとするアメリカ美術の紹介者として知られる。こうした受容を通じて日本の美術界に強い影響を与える一方、パリ青年ビエンナーレをはじめヴェネツィア・ビエンナーレ等の国際的な場で、コミッショナーを多く務めた。60年代後半から多摩美術大学で教鞭を執り、芸術学科創設に尽力し、多くの作家、キュレーターを輩出。ジャスパー・ジョーンズやマルセル・デュシャンの研究などによって知られる。2005年没
松井茂[マツイシゲル]
1975年東京生まれ。詩人、東京藝術大学藝術情報センター助教。近代はテレビジョンと現代美術の影響関係について国内外で研究、発表、上映している
伊村靖子[イムラヤスコ]
1979年生まれ。国立新美術館学芸課情報資料室研究補佐員。2013年京都市立芸術大学博士号取得。研究テーマは「1960年代の美術批評―東野芳明の言説を中心に」(博士学位論文)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モモのすけ
hiratax
おきょう