赤と青 ふたつのマンチェスター―ユナイテッドとシティ プレミアリーグ宿命のライバル伝説

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309273945
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

「ミュンヘンの悲劇」から奇跡的な復活を遂げた「赤い悪魔」ユナイテッド。3部リーグ転落からはい上がり44年ぶりのリーグ優勝を手にしたシティ。130年以上に及ぶマンチェスター・ダービー、対照的な歴史を彩るレジェンドたち、街を二分するサポーターの熱狂、戦術・戦略の変遷、そして現在―『戦術クロニクル』『戦術リストランテ』の著者、渾身のマンチェスター・オデッセイ。

目次

第1章 マンチェスター・ユナイテッドはなぜ香川真司を獲ったのか
第2章 赤のユナイテッドと青のシティのスターたち
第3章 ユナイテッドとシティ、ともに歩んだ草創期
第4章 栄光と喧噪の時代1960‐1970
第5章 苦闘の時代1970‐1980
最終章 格差から均衡の20年1980‐2000年代

著者等紹介

西部謙司[ニシベケンジ]
1962年9月27日生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部を卒業後、商社勤務を経て学研のサッカー誌『ストライカー』の編集記者となる。1995年より約3年間フランスに在住して欧州サッカーを取材、2002年よりフリーランスとなり、2006年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載、各種サッカーイベントにも多数出演するなど活躍の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジュンジュン

4
情熱の赤、静謐の青…赤には非日常のカタルシスを求め、青には日常にサッカーがあることを誇る、ビッグクラブとローカルクラブの物語。香川加入(2012)によるマンU関連本だからか、中身は若干駆け足ぎみ。2018/07/05

lop

3
ユナイテッドが香川を獲得した部分は置いておくとして、最も簡潔にわかりやすくマンチェスターのクラブの歴史がわかる本だと思います。 本の厚さ的にどうなのかなって思ってたのですが、うまくまとめてありました。 ただ、ユナイテッドの内容が多いのが残念。 ユナイテッドの歴史は本やDVDでたくさんあるんだよーーー。 個人的にはシティの方の歴史に期待して読んだだけに残念でした。 が、ユナイテッドの歴史を知りたいって方には一番手軽に読めるのでおすすめです。2016/11/16

根雨一郎

3
西部謙司氏というとサッカー戦術の研究家というか批評家というか、とにかくロジカル&クールなイメージを個人的に抱いていたのだけど、こんな叙情的な本もあるのかと意外な印象を受けた。2015/01/04

coolmonster

3
西部さんはファーガソンが香川を獲得したのは、ユナイテッドに新たな戦術を採り入れる実験的意味合いが強かったと分析しているようだ。この第一章、及びシティが、いつの間にかユナイテッドと同じ金満クラブになってしまった最終章の中の「赤と青のこれから」は興味深く読めた。ユナイテッドの監督が、ファーガソンからモイーズに変わって全く冴えないのも、香川を獲得した当初のファーガソンのアイディアから後退しているからと推察できる。なかなかの好著。2014/03/19

冬憑……(ふゆつき)

3
シティファンの友人は言う。シティは労働者のチームだ。しかし本書では、鉄道会社のクラブとして初まったユナイテッドこそ労働者のチームだ、と書かれる。どっちゃでもえーわ、共倒れろ。読む前から予想はついてたが、ユナイテッド中心の構成。だが僕はユナイテッドを応援する位ならシティを応援する。だからむしろ、シティの話をもっと読みたかった。読ませなさいよ!そして負けろ!もげろ赤と青!!2013/08/04

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