サイクル・サイエンス―自転車を科学する

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  • サイズ A4判/ページ数 191p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784309273921
  • NDC分類 536.86
  • Cコード C0075

内容説明

本書で取り上げた科学の分野は、非常に広い。物理の基本法則の話から、技術のすばらしい話、さらに究極の効率性を実現した車体の話…。バランスや安定性やハンドル操作にまつわる謎の話もあれば、空気力学についての明快な解説もある。本書は、マニュアルやトレーニングガイドとはちがう。そのような本よりもっと深いところまで掘り下げている。とはいえ、誰にでも読める本である。通勤や通学に自転車を使う人でも、サイクリングを趣味にする人でも、レースに勝ちたい人でも、より多くのものを得られるにちがいない。

目次

第1章 基礎
第2章 強度と安定性
第3章 素材
第4章 駆動
第5章 エアロダイナミクス
第6章 サイクリスト

著者等紹介

グラスキン,マックス[グラスキン,マックス] [Glaskin,Max]
科学ジャーナリスト。科学技術の進歩がわたしたちの生活にどのような影響を及ぼすかをテーマに、「ニューサイエンティスト」、「タイムズ」「テクノロジーレヴュー」、「リーダーズ・ダイジェスト」など、幅広い分野の紙誌で健筆をふるっている。30年の経歴があり、BT社の選ぶ最優秀科学技術ジャーナリストに2度ノミネートされたほか、2000年には英国地理情報協会から最優秀ジャーナリストに選ばれた。一方、サイクリングをこよなく愛し、自転車でヒマラヤ山脈を越えたり、イギリスで「マウンテンバイク・クラブ」を設立して自転車の全国大会を主催したり、オフロード・サイクリングの普及に取り組んだりしている

黒輪篤嗣[クロワアツシ]
翻訳家。上智大学文学部哲学科卒

作場知生[サクバトモミ]
アーティストで自転車乗り。個展、モーターサイクルデザイン、装丁など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フジマコ

15
自転車は素敵です。 自動車より遅く自分の足で走るより速くひざや足首を痛めるリスクが少なく、エアロビック運動に適しているからです。でもネックは初期費用が走るよりかさむこと…かな。僕はターザンという雑誌を22歳の時に購読し始めて、その最初に勝ったターザンの特集がマウンテンバイクの特集でした。僕の自転車好きの原点はこのターザンです。ターザンを読んで迎えた最初の週末、梅田の阪急イングスのバイクショップに行き、マウンテンバイクを買いました。うれしかったぁ。それ以来、僕の生活には常に自転車がります。感想になってないね2013/10/18

Tomonori Yonezawa

2
県立図書館▼2013.7.30 初版▼6章191頁、基礎、強度・安定性、素材、駆動、エアロ、サイクリスト▼タイトルやカバーからは「🚴‍♀️トレーニングを科学🔬する」本と思って借りた。実際はっていうと、コレは自転車絡みのトリビア本。「人が乗らなくても時速14kmで走るかぎり、自転車は立っていられる」とか、「自転車発電でエアコンの利いた快適な部屋でテレビでツールドフランスを観る」には50人程の仲間で自転車発電する必要があるとか。▼無駄に立派な装丁が個人向け所有を拒否してて勿体ないかな。2023/05/27

GASHOW

1
自転車は、空気を押して進む乗り物だということが良く分かった。海抜0メートル20度で1㎡あたり、1.2kの質量があるという。ママチャリよりもロードバイクが遠い距離を楽にすすめることがわかる。弱虫ペダルなどの先行する人が空気抵抗を負うということも時速40キロをこえるあたりのエネルギー効率が67%以上の効率になる。レースでは、時速50キロくらいになるので、風よけのスケールを知ることができた。自転車は空気との戦いだ。自転車好きにはたまらないテーマが満載でした。2015/02/05

Yousuke Machino

1
これは面白い!乗ってて役に立つかはともかく、うんちくには、困らない。自転車仲間と飲みながら語るのにちょうどいい話題が盛り沢山です!買おうかな…この本(笑)2013/09/15

takao

0
ふむ2017/11/19

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