和菓子

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309273853
  • NDC分類 588.36
  • Cコード C0077

内容説明

雪解け、蕾のほころび、鳥の声、萌える緑、そよ吹く風、川のせせらぎ、夕立、豊かな実り、冴える月、色づく木立、そして折々の祭事…京菓子が描く、美しい日本の歳時記。

目次

和菓子
京菓子
上菓子
和菓子の歴史
唐菓子
茶席のお菓子
南蛮菓子
江戸時代から現代へ
新春



著者等紹介

中村肇[ナカムラハジメ]
1952年京都西陣で生まれる。大阪芸術大学短期大学卒業後、大阪芸術大学に編入。在学中に宣伝会議主催コピーライター養成講座修了。日本調理師学校フランス料理・洋菓子専攻修了。京都の広告代理店、デザイン事務所勤務を経て独立。中村ハジメ事務所を主宰し現在にいたる。デザイナー、商品プロデュース、コンサルタント、企業理念構築など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

織町

16
“和菓子にはその色彩、造形的な工夫やそれぞれに付けられた菓子の名前など、どこを取っても隙間なく美への思いが凝縮されています”生菓子が、好きである。好きなのである。季節を感じる生菓子、決して華美ではないのに感じる美しさ、しっとりとした甘さ。多くの生菓子が春夏秋冬に分かれて掲載されており、もうむふりむふりと眺めました。楽しい。ぷくりとしてて、柔らかい色合いで、味を想像するだけで楽しくて幸せ。でも、やっぱり実際に食べてみたいなぁ。特に紫野源水、長久堂さんの生菓子が目をひきました。お団子や饅頭も好きだなぁ。2015/08/13

ののまる

10
そういえば、最近こういう和菓子を買ってないなあ。季節毎に一つずつ買って、楽しも。という気持ちになった、素敵な写真集。2015/10/25

那由多

7
全ページオールカラー、英語と日本語の解説付きのずっしりと重たい和菓子の写真集。高いデザイン性、表現力、古来からの言葉を冠した名前、繊細な技。手のひらに収まる大きさで四季を模写する完成度は、世界広しと言えど日本くらいではないでしょうか?著者の「隙間なく美への思いが凝縮」の言葉どおりの一冊です。2018/03/01

雷華

7
新年最初のお風呂で読書。英語圏の人にも読んでもらえるようにか、英語訳つき。和菓子だけでなく風景の写真や季節の話も出てきたり、上菓子の断面図やそうでない菓子も載ってたり、面白かったです。子育飴も載っててニヤリとしました。( ̄▽ ̄)あれは美味しかったです…。江戸時代、男性は上菓子の蘊蓄を語れないといけなかったり、水無月が京都以外になかった(しかも、特許があるとかないとか…)り、海外の方は断面図が気になるとか、色々と勉強になりました。( ̄▽ ̄)2018/01/04

かにぱん

4
京菓子の歴史やいわれと共に、季節の花や景色をかたどった、数々の和菓子写真集です。ページをめくるごとに「わぁー」と声を上げてしまうほど、美しい彩りと丁寧な作りの菓子にうっとりしてしまいます。菓子舗の名前や材料も解説してあり、時々眺めて楽しめる本です。2013/11/09

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