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永遠の一球―甲子園優勝投手のその後

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309272542
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

プロ野球選手となった甲子園優勝投手たちの栄光と挫折―。プロ入団時の華やかさとは対照的に、ひっそりと球界を去った彼らの第二の人生とは?愛甲猛、土屋正勝、吉岡雄二、正田樹ら七人の軌跡。感動の書き下ろしノンフィクション。

目次

第1章 流転‐生涯不良でいたい―横浜高校・愛甲猛・一九八〇年優勝
第2章 酷使‐曲がったままの肘―銚子商業高校・土屋正勝・一九七四年優勝
第3章 飢餓‐静かなる執着―帝京高校・吉岡雄二・一九八九年優勝
第4章 逆転‐「リストラの星」と呼ばれて―池田高校・畠山準・一九八二年優勝
第5章 解放‐夢、かつてより大きく―桐生第一高校・正田樹・一九九九年優勝
第6章 鎮魂‐桑田・清原を破った唯一の男―取手第二高校・石田文樹・一九八四年優勝
特別章 破壊‐七七三球に託された思い―沖縄水産高校・大野倫・一九九一年準優勝

著者等紹介

松永多佳倫[マツナガタカリン]
1968年、岐阜県生まれ。現在、沖縄県那覇市在住

田沢健一郎[タザワケンイチロウ]
1975年、山形県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

21
なんか大野倫がやっぱり謎だ。しかし、健康というかあんまり体にいいもんじゃないな、甲子園。2012/08/23

nutts

7
過去、89人しか存在しない甲子園優勝投手(プロ野球選手は、引退選手だけでも年間約80人)、7人の生き様に迫る意欲作。その「選ばれた存在」と引き換えに差し出したもの。堕落したヒーローを扱うゴシップ企画とは一線を画す、絶妙な人選。未成熟な10代では到底抗えない、産業と化した高校野球の世界。時代に、メディアに、地元に呑みこまれ、一生背負わざるを得なかったしがらみと重圧。苦しみあがきながらも折れずに己を貫けたのは、変わることなく支え続けてくれた師との出会いか。決して人とは共有できない、覚悟を決めたほろ苦い人生譚。2011/07/13

snakedoctorK

2
甲子園優勝投手のその後2013/12/22

九州男児

2
~甲子園優勝投手のその後~というサブタイトルに惹かれて読んでみました。  プロ野球選手になるよりも難しい甲子園優勝投手。わずか17、18歳で”甲子園優勝投手”という栄冠を手にした人間。ガキの頃から近所では野球の怪童的存在で注目されて生きていき、ある意味では高校生で人生の絶頂に達した人たち。松坂大輔のようにその後、プロ野球でスター選手として活躍した選手はむしろ例外で、プロ野球に進んでも活躍できずにその後の人生を歩んでいる人が多い。  この本には、愛甲猛、土屋正勝、吉岡雄二、畠山準、正田樹、石田文樹、2011/11/20

funkypunkyempty

1
★★★★ 日本の野球界で1番難しいのは「甲子園で優勝投手になること」考えたこともなかったが、達成した人数を知ると納得。ちぎっては投げ、腕折れんばかりに投げ・・・それを実際にやった7人の高校生のお話。身体が熱くなった。傷ついた彼らがいたから、今のルールがあるんだろうな。2022/06/15

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