カラー図解 楽器から見るオーケストラの世界

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309272184
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C0073

内容説明

ベルリン・フィルとウィーン・フィルの音色はなぜ違う?使用楽器や編成の歴史から、オーケストラの独自性や歴史的背景、その魅力が浮かび上がる。

目次

序章 オーケストラを知るために(オーケストラとは?;現代の標準配置;現代型対向配置 ほか)
第1章 名曲の編成からオーケストラの歴史を知ろう(ヴィヴァルディの編成;協奏曲集『和声と創意の試み』―春;バッハの編成 ほか)
第2章 世界のオーケストラを知ろう(第二次大戦を境にグローバル化した世界各地のオーケストラ;世界のオーケストラ;ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ほか)

著者等紹介

佐伯茂樹[サエキシゲキ]
早稲田大学卒業後、東京藝術大学でトロンボーンを学ぶ。数多くの音楽雑誌に論文や記事を執筆する傍ら、クラシカル・プレイヤーズ東京で古典アルトトロンボーンを担当するなど、古楽器を中心とした演奏活動をおこなっている。『レコード芸術』誌で吹奏楽&管打楽器アンサンブルの月評を担当、『バンドジャーナル』誌でディスクレビューとコラムを担当している。NHK交響楽団機関誌『フィルハーモニー』で「名曲をより深く楽しむための蘊蓄講座」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まるほ

29
私、クラシック音楽も趣味で、中高でブラスバンド、大学でオーケストラに所属していたので、7~8割は既知の情報でした。それでも前半で、バロック(ヴィヴァルディ)から後期ロマン派(マーラー、ラヴェル)まで、時代ごとにオーケストラの楽器編成の変遷を解説し、後半で世界の主要オーケストラの特徴を楽器を軸に解説しており、要所要所で知らなかった情報もあり、とてもおもしろく読みました。▼変に専門的すぎることもなく、文章も堅苦しくなく図解も多いので、とても取っ付きやすく読みやすいです。他のシリーズも読もうかしら。2021/07/25

ふじ

14
あぁ楽器吹きたい…!金管の中でなぜかトロンボーンのうんちくが多いなぁと思ったら著者はトロンボーン吹き。前半の年代別作曲家の話もよかったけど、後半の各国のオケ特集が知らないことが多くためになった。2016/11/03

ニョンブーチョッパー

8
★★★★☆ 『名曲の暗号』が良かったのでこちらも読んでみる。オケの編成が徐々に拡大してきたことが配置図やスコアで説明されていて、分かりやすい。管楽器の写真がたくさん載っているけれど、クラリネットやトランペットの「管違い」は、単独で見せられたらどれだかわからないな。管楽器の人からすればVnとVaもそう見えているのかも。2023/08/20

aoi

3
面白かった。 オーケストラにより採用されている楽器の違い 使用される楽器が歴史による影響がある 文化により楽器が使われることへの意味付けがある オーケストラ、とっつきにくくて苦手だったけれど、親しみを持てるようになりました。 あまりに私が無知なので知らない言葉(解説もないもの)が数個あったけれど、ポイントとしていることへは簡潔な説明と比較などが載っていてわかりやすい。2013/08/27

K

2
同じ楽器でもこんなに種類があるなんて知らなかったし、ティンパニの音程の調整方法も初めて知りました…歴史が進むにつれて楽器の使用方法が増えていき、また新しい楽器が(時には作曲家のリクエストによって)追加されていく様の解説もわかりやすく、楽しく読めました。樫本さんがBPOのコンマスに内定だとか、奏者の情報が古いなと思ったら初版は2010年という本だった…2021/10/17

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