内容説明
旅は一枚の風景から始まる。日本各地の空から見た絶景を選び抜いた写真集。
目次
三国峠黄金の樹海（北海道）
空から見る流氷（北海道）
宇宙から見る星（北海道）
一株一株のピンクの宝石（北海道）
湿原の青い三日月（北海道）
森の宝物ブナ樹林（青森）
芭蕉は登ったのか（山形）
弘前城のレイアウト（青森）
蔵王ハイラインとお釜（宮城）
天童の人間将棋（山形）〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
47
青い空と海そして緑の山々、これこそが世界に誇れる日本の原風景です。かつてニューヨ－クから西海岸のポートランド、そしてサンフランシスコ、ロザンゼルスと旅した中で、空から見える景色は茶褐色の殺伐とした大地だけでした。中東も砂漠と岩山だけの風景で、どちらも気分が滅入ってしまいました。一面の青と緑の日本の風景は心を癒してくれます。車で通った東大阪ジャンクション、阿蘇の米塚、歩いたことがある立石寺（山寺）、蔵王お釜、水戸偕楽園、鎌倉大仏、鳥取砂丘、宮島は空から眺めると初めて訪れる知らない遠い国のようで新鮮です。2012/04/06
依空
41
日本を上空から見て初めて人工物の造形美に驚き、改めて豊かで壮大な自然の美しさに目を奪われます。日本にもこんな場所があるのかと、1ページ1ページを不思議な気分でめくりました。他の絶景本と比べてあまり写真に魅力を感じませんでしたが、それでも時折はっとする写真に出会えました。印象に残った写真は、一面を真っ白に埋める流氷と、流氷観光船が描く海の道が圧倒的な自然を感じさせる北海道の網走。花が咲き溢れピンクと赤の美しいグラデーションを作り上げる、福島県の花見山。壮観という言葉が相応しいほど見事な、長野県の姥捨千枚田。2016/02/18
ミナコ＠灯れ松明の火
26
目線を変えただけで、いつもの風景がこんなにも美しい！うっかり「日本は終わった・・」と卑下してしまいがちだけれど、いやいやまだまだ！こんな美しい景色が似合う、美しい日本人でありたいと強く思う。心にこの写真を刻みつけて、イラッとしそうな時にこの風景を思い出そう。2011/09/03
爽
21
世界の風景を見ることが多かったので、またには日本の風景も眺めてみる。日本もやっぱりいいね。重みがあるというか、荘厳さがどの風景にもある。とても有名だけれど、山口の角島大橋がいちばんよかったな。真っ青な海と橋。ロマンがある。2018/05/05
kmfm
19
日本という国は、山有り、川有り、平地有り、海有り…で、起伏に富んだ美しい風景が多いことがよく分かる。鳥になってこうやって眺めることが一日でもできたらと思ってしまう。2015/06/23
