内容説明
ウルトラマン（４０ｍ）やゴジラ（５０ｍ）よりもデカい。日本最大の“違和感”パラダイス。鎌倉大仏×９＝ウルトラマン×３＝最大１２０ｍの巨大仏。世界初の巨大仏写真集。「ロンドンハーツ」「アメトーーク」などを手がける放送作家・中野俊成が珍妙な構図で撮り続けた２８体。
目次
牛久大仏（茨城県）
仙台大観音（宮城県）
篠栗南蔵院釈迦涅槃像（福岡県）
淡路島世界平和大観音（兵庫県）
加賀大観音（石川県）
小豆島大観音（香川県）
うさみ観音（静岡県）
久留米大観音（福岡県）
長崎西海七ツ釜聖観音（長崎県）
北海道大観音（北海道）〔ほか〕
著者等紹介
中野俊成［ナカノトシナリ］
１９６５年５月２３日生。富山県出身。放送作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
117
日本全国に点在する、巨大仏の写真集。数10メートルから120メートル級まで。観音像が抱く赤子の像だけでも、奈良の大仏くらいの大きさがあって笑える。建立時期はバブルの前後、昭和から平成に変わるあたり。地元の実業家が、レジャー施設や遊園地とセットで建てたものが多い。今では、レジャー施設は閉鎖されたりなくなったりして、結局、巨大仏だけ残ったという、なんとも「強者どもが夢の跡」な話が多く、涙を誘う。後世「1990年代に巨大仏を崇める流派が興った」と解釈されるのだろうか。実際に崇められていたのは土地とカネだが。2015/09/06
ゆみきーにゃ
82
《図書館》読メで知った一冊。迫力がすごい！全国にこんなに巨大仏があるとは知らなかった。巨大仏が家から見える風景。それが当たり前の日常がリアルに感じられた。毎日巨大仏を見ている人にとっては一風景になるんだろうな〜2020/04/16
WATA
54
タイトルの通り、巨大な大仏様のスナップ写真集。日本全国の大仏の中から、ウルトラマン(40m)よりも背の高い大仏16体を厳選している。普通の仏像写真集は仏様の美しさを追求したものが多いが、この写真集は「巨大仏のある日常」がテーマ。表紙の写真のように、普通の町並みの中に巨人が突如現れたように見える写真が揃っていて面白い。2014/03/25
PEN-F
40
その名の通り、巨大な仏像のみで構成されている写真集。中でも一際目を見張るのが、新潟県北蒲原郡中条町にある、親鸞聖人大立像。なんと高さ40メートル！はっきり言って、デカすぎてちょっと怖い.....😱2019/12/28
けんとまん１００７
38
この中でも取り上げられている加賀の巨大仏は、稀に関西方面へ列車で行く時に眼にするので、ずっと気になっていた。ようやく、素性がわかって、少しスッキリした。それにしても、何のためというのが書かれていて、なんだかなあ～という仏様が多いのには驚いたというか、呆れたというのか。まあ、それはそれとして、実物を見に行ってみたい！とまでは、思わなかった、まあ、そういうのが、あちらこちらにあるんだなあ～という程度かな。でも、ある意味、凄いエネルギーだとも思う。2015/09/12
