内容説明
まずは、ふだん使いの小ものから。京都、とっておき骨董店と骨董市めぐり。古いものの魅力にふれて、心ゆたかになる骨董入門エッセイ。
目次
1 目で見て、手に取り。お店をめぐる(ANTIQUE belle―ごちゃまぜに、かろやかに;Konguri―古き良き、ハイカラな香り;sowgen brocante―ほんとうに、ほしいものを、待つ ほか)
2 使ったり、つくったり。日常で付き合う(小皿、豆皿―多用途を選ぶ、お盆で遊ぶ;台所道具―受け継ぐ、使い継ぐ;酒器―自分のめやすを持つ ほか)
3 骨董市で買ってみる(天神さん―何周もする視線、北野の杜から;弘法さん―ジャンクの北、骨董の南祈りと賑わいと;きょうと文博骨董ひろば―煉瓦の建物と古いもの呼び合うロマン ほか)
著者等紹介
村松美賀子[ムラマツミカコ]
ライター、編集者。出版社を経て、’97年よりフリーランス。’98年に渡英、2年間ロンドンに滞在の後、’00年に帰国。以来京都在住。出会ったひと、こと、ものにまつわる文を書いたり、書籍や雑誌の編集を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラグエル
7
北野天神と東寺と、さらに文化博物館まで、骨董市の紹介。さくら井屋の絶版和紙でつくる文庫は魅力的だった。ただしそれ以外のお店の情報はいまいち、見づらく、魅力的に映らなかった。巻末にまとめて地図、とかちょっと不便。2011/09/24
ひとん
2
京都旅の参考に。骨董市に行きたい。2017/01/14
あらたま
2
再読かな。2016/11/11
影法師
2
"骨董品"というブランドに盲目し、古いものは無条件に素晴らしいとの考えを持っているように思えた。2010/06/19
ひろ
1
京都という地と骨董の相性は抜群。写真で見る品物の数々に心おどる。骨董市は敷居が高そうで行くのを尻込みしていたが、今度ふらりと立ち寄ってみたいなぁ。2011/09/03