内容説明
2007年度「最優秀ジャズ・レーベル」「最優秀クラシック・レーベル」同時受賞に輝くECM。その果敢にして稀有な40年の軌跡がいま解き明かされる。
目次
第1部 ECMの軌跡(トーチを受けて(黎明期)
異端としての出発(一九七〇年代)
新たな挑戦(一九八〇年代)
メディアを超えて(一九九〇年代)
創立四十周年を迎えて(二〇〇〇年以降))
第2部 ECMの伝説
著者等紹介
稲岡邦彌[イナオカクニヤ]
1943年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。トリオ・ケンウッド時代にECMレーベルと独占契約を交わし、以来10年間、レーベル・マネジャーとしてECMの販路拡大に尽力する。その間、洋楽部長、制作部長を歴任、現在は音楽プロデューサー、ウェブ・マガジン「Jazz Tokyo」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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大竹 粋
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これでもかというほどのECM讃歌が堪能できる。それにしても、ジョブズもすごいがアイヒャーもすごい。己の感覚を貫き通している。2011/11/06
ジュンイチ
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自分はアンドラーシュ・シフの録音でこのレーベルを知ったのだが、一般的にはジャズのレーベルで通っているとは知らなかった。最近ジャズも少々聞けるようになったが、いいなと思ったものは大抵ECMだった。なぜクラシックも録音するのか。ジャズもクラシックであれ、創立者アイヒャーにとっては今の時代に息づく音楽が聴きたかったということである。2023/05/26