天津木村のエロ詩吟、まだまだ吟じます。

天津 木村【著】

河出書房新社（2009/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 119p／高さ 17cm
• 商品コード 9784309270975
• NDC分類 768.9
• Cコード C0076

内容説明

七転八倒の男の悲哀。ＴＶでは決して放送できない、生ネタ満載のＣＤ付。

目次

第１章　中２男子のさらなる悲哀
第２章　平時の男の悲哀
第３章　戦時下の男の悲哀
第４章　戦時下の女の悲哀
第５章　放送禁止と闘い続ける男の悲哀
特別収録　緊急特別猥談チュートリアル徳井義実×天津木村

著者等紹介

天津木村［テンシンキムラ］
１９７６年５月２２日、兵庫県生まれ。ＮＳＣ大阪二一期生。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。九歳より父から詩吟を教わり始め、三〇歳で詩吟師範代の資格を取得。流派の名前は父の命により一切明らかにされていない。１９９９年、ＮＳＣ大阪で知り合った向清太朗と漫才コンビ「天津」を結成。Ｍ‐１グランプリでは２００２年から毎年、準決勝に進出している。２００７年よりピン芸「エロ詩吟」を確立。活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[渡"邉恵'里']

9才から詩吟を父から学び、30才で師範代。その技術を惜しげなくエロにつぎ込んだこの漢を見よ。1ページに一節。その余白を見よ。ここには読者が思う存分に、過去へ未来へ妄想のエロの世界に遊ぶ余裕がある。読者参加型であり、禁断の師範代の名演が何度でも拷問のように楽しめるCDまでついている。 「エロの国からエロを広めにやってきた性技の味方」に勝手に任命したい。 特筆すべきは紙面から溢れる愛情と恥じらい。作者がいかに質の良い性生活を満喫してきたかがわかる。巻末の対談の健全さを読むと、若い衆の未来は明るいと信じられる。

2020/06/09