一音入魂!全日本吹奏楽コンクール名曲・名演50

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309269771
  • NDC分類 764.6
  • Cコード C0073

内容説明

本書は、コンクール全国大会の歴史を縦軸に、名曲・名演のエピソードを横軸にしながら、吹奏楽の世界を俯瞰し、振り返り、検証し、そして顕彰する一冊である。

目次

第1章 アレンジ曲(ハンガリー狂詩曲第二番;歌劇『運命の力』序曲;トッカータとフーガ二短調 ほか)
第2章 オリジナル曲(吹奏楽のためのパッサカリア;ディオニソスの祭り;朝鮮民謡の主題による変奏曲 ほか)
第3章 課題曲(高度な技術への指標;ポップス描写曲『メイン・ストリートで』;ディスコ・キッド ほか)

著者等紹介

富樫鉄火[トガシテッカ]
音楽ライター。1958年、東京生まれ。中学から大学まで吹奏楽部でフルート、クラリネットを吹く。会社勤務のかたわら、吹奏楽を中心とした音楽雑文、コンサート・プログラム解説、CDライナー・ノーツなどを執筆

石本和富[イシモトカズフミ]
東京生まれ。中学で吹奏学部に入部しテューバを担当。最後のコンクールが終わった時に「毎日楽器を吹ける喜び」を知り、引退後吹奏楽にはまる。高校時代は、テストより全国大会が優先。その後、大手CD販売店で吹奏楽CDコーナーの充実に全力を傾ける。現在は指導と吹奏楽の可能性の研究に没頭している

〓堂力也[バンドウリキヤ]
幼少よりピアノ、エレクトーンを始め、小学校時代にクラブ活動でユーフォニアムと出会って以来、その魅力に取り憑かれ、中学から大学まで吹奏楽漬けの青春を過ごす。音楽業界の片隅で働く。過去に全日本吹奏楽コンクールに出場経験あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スケキヨ

11
図書館にて。おおお、懐かしいではないか!と手にした本。中高通して吹奏楽部に所属していたことや、コンクールで結果を出すために無我夢中で練習に明け暮れた日々を思い出しました。コンクールで定番の曲の解説を集めた本書。実際に演奏した曲は『風紋』と『アルメニアンダンスpart1』だったかなあ。ただひたすら懐かしい。。2012/09/14

けいこ

8
図書館のヤングアダルトコーナーでふと目に止まった本。中学生の頃流行っていた『アルメニアンダンス』とか『スペイン狂詩曲』とか懐かしすぎた。でも中3の時、朝から晩までコンクールの為に練習した課題曲の『ムービング オン』が載っていたのが感動。普門館なんて夢のまた夢だったけれど、青春だったな〜(歳バレる)2019/12/26

くまこ

2
『うさぎとトランペット』に出てきたアルメニアンダンスという曲に導かれて、この本に出会った。パート2の名演・熱演に玉川学園高等部が取り上げられていて、解説がスポーツの実況みたいでドキドキした。それにしても吹奏楽の聖地「普門館」が、家から歩いていける距離にあったとは!2012/11/28

がっち

2
吹奏楽って文化系じゃなくて文化系運動部。コンクールがいいか悪いかわからないが、それにむかって大人も子供夢中になったものだ。オーケストラに入って懐かしさをかんじる2012/10/22

ゆの

2
妹弟が共に吹奏楽部なので、最近若干興味を持ち始めた吹奏楽。文化部なのに、彼らがいつもしんどいしんどいという気持ちが全く分からない運動部人間なので、この本を読んで少しだけ大変さがわかったような気がする。うちの県は強豪ぞろいなので、県のコンクールでもこの本に紹介される難曲がいくつも聴ける。スポーツと違って、本来競うべきものかは疑問だが、それでも全員がその一瞬にかけてまさに「一音入魂」する姿には思わず感動したりもするようになった。年取ったなあ…(-"-)2011/08/27

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