内容説明
一千万円の勇み足、チャンコが余る生活事情、引退後に取った真剣相撲など興味深いエピソードを交え、本音で生きている男たちの素顔にベテラン観戦記者が迫る。
目次
第1章 国際化する“国技”大相撲
第2章 平成の力士生活
第3章 大相撲を一〇〇倍楽しむ法
第4章 歓喜の涙の陰で
第5章 名力士たちが彩る人間模様
第6章 開け行く“国技”の未来像
著者等紹介
大見信昭[オオミノブアキ]
昭和18年生まれ、鹿児島県出水市高尾野町出身。日大卒。昭和45年夕刊フジ(産経新聞社)入社。大相撲、プロ野球などを担当。大相撲取材歴は三十五年を超える。現在フリーのスポーツライター。東京運動記者クラブ、および東京相撲記者クラブ会友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ao-king
2
何というか、良くも悪くも普通に大相撲界について語っているだけ、という感じだった。力士についてのエピソードなども数多く登場するが、ある程度の相撲ファンなら誰もが知っているようなものが多かったし、著者がこれらを紹介することで何を言いたいのか、というのが明確に伝わってこない。八百長についても触れることは触れているけど、大したことは書いていないし。駆け出し相撲ファンが読むにはいいかも。2012/07/24
leogg
1
正直に言って「タイトルに偽り有り」。ワイドショーの相撲コーナーレベルの浅い内容が最初から最後まで続くという印象。事実誤認的な内容も散見される。相撲に対するリスペクトは十分に感じられる内容なので、最近相撲を見始めた人への入門用という意味なら有りかなと思う。相撲を長く見てる人だとあまり満足はできないと思う。2014/04/30
海
1
八百長とか大相撲の陰の部分にはほとんど触れず、いいエピソードばかりが載っているので、なんとなく物足りない。タイトルで真相と謳っているわりにはその時期にスポーツ新聞や週刊誌に載っていたようなことしか書かれていないような感じ。大乃国の奥さんとのなれそめはほのぼのした。2012/11/02
MAGASUS藤丸
0
初めは、八百長問題が、かまびすしくなってきたので、その辺の真相が書いてあるのかと思いきや、外国人力士の苦労談みたいなものが中心で、少々肩透かしを食らった。面白くはあるが、時間を惜しんでまで、読みきる価値は感じなかったので、半分読んで終了。2011/02/27