内容説明
『トラウト・マスク・レプリカ』等の問題作でロックの概念を根底から覆した音楽界の突然変異、キャプテン・ビーフハートの評伝「完全版」、遂に登場。
目次
こんな風に人を起こして、いいわけがない
エセル・ヒゲンバウムと彼女のマジック・バンド
幼子イエスがあんたを黙らせ、あんたの心を開きますように
こちらが、サイケデリック・セルツァーでございます
俺は自分の国が欲しいんだ
草むらの音の記録
鯉の頭のレプリカ
通り過ぎる車を数えながら
気のきいた格言と痛ましいブルース
女たちのために歌おう
奇人と呼ばれるために、わざわざヘンなことをする必要はない
キャプテンの休日
ゴム製のイルカに引かれて
スパンコールつきの鯨と輝ける野獣ども
ダダ管制塔に鳴り響いたロック
親切な鞭、親切な小言(あるいは先鋭的逸脱)
退場―機械仕掛けの大きな熊に追われながら
最後の着陸を終えて
著者等紹介
バーンズ,マイク[バーンズ,マイク][Barnes,Mike]
ドラマー、ジャーナリスト。『MOJO』『SELECT』『THE WIRE』各誌に定期的に寄稿している。イギリス在住
茂木健[モギタケシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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