内容説明
固定カメラでとらえた画面の中で繰り広げられる激しくシュールな世界。
著者等紹介
ゴーリー,エドワード[ゴーリー,エドワード][Gorey,Edward]
1925年、シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表している。またエドワード・リアやサミュエル・ベケットらの作品の挿画、劇場の舞台美術なども手がけた。幻想的な作風とアナグラムを用いた(Ogdred Wearyなど)ペン・ネームを使い分けてたくさんの私家版を出版したために、多くの熱狂的コレクターを生みだした。2000年4月15日、心臓発作のため死去。享年75歳
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
114
ゴーリー幻獣辞典『まったき動物園』読了後だけに、同じ幻獣いないか探してしまう(笑)窓枠の中、変化する子供?の表情が言葉より雄弁でニヤリ。表情の変化だけ追ってパラパラ漫画のようにも楽しめる。『まったき動物園』で諸星大二郎さん浮かんだので、『栞と紙魚子』シリーズのクトルーちゃんが、「テケリ・リ!」と叫びながら、ムルムルのような幻獣振り回す妄想が浮かんで離れず(爆)2015/02/08
マエダ
94
なんだこれは、としか言えないが魅力は十二分にある。最初この本から入った人はどうするのかが疑問である。2016/05/16
sin
90
これって?訳す必要あるの?無理に日本語を当て嵌めなくても、フィーリングを感じとる方が良いのではないかな?その方がよりいっそう絵の雰囲気が迫ってくるような気がします。2014/03/03
Vakira
75
これは楽しいね~ 「おくしぼりっく」って巨大蟻が登場、何やらまた蟲で不気味と思いきやカエル、ボストンテリア、蝙蝠、もぐら?蕪のお化けが次々登場。すーっと踊り出す。見ている家の人も拍手を贈る。いやいやこれなら良いね~と安心束の間、天空から業火が墜ちて来る・・・何だったんだ???2015/03/06
藤月はな(灯れ松明の火)
67
頭に疑問符が湧くシュールな絵本。なぜならこの絵本には変な擬音と変な生き物とそれを見つめる少年しか描かれていないからだ。それにしても途中で出てきた、皆が目を覆う、恐ろしい勢いで飛ぶ生首みたいのは一体なんだったのだろう。すごく、怖かったよ(泣)2014/02/18