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竹久夢二 恋の言葉

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309267609
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

この本では夢二の日記や手紙、また著作や雑誌に残した恋愛の言葉を100選りすぐり、加えて独特の感性で人間の内面を表現した挿絵で構成し、夢二の真の恋愛観・女性観に迫ります。

目次

夢二の言葉(恋する;別れ;結婚とは;女たちへ)
夢二の彩る女性たち(岸他万喜;笠井彦乃;佐々木カ子ヨ(お葉))

著者等紹介

石川桂子[イシカワケイコ]
1967年、東京生まれ。竹久夢二美術館学芸員。国学院大学文学部史学科卒業。平成3年より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

55
再読。夢二の詩や日記、挿絵で構成された本。最初読んだときはピンと来なかったのですが、今回はグッときました。夢二の女性への憧れと懐疑心がないまぜになった文章が感傷的で味わい深い。本当この人は真性ボヘミアン。巻末には関係があった女性たちの紹介もあります。2016/09/21

どぶねずみ

27
夢二の言葉に酔ってくる。何人かの女性を真剣に愛して、大切にされたんだろうなと伝わってくる言葉に。だから、彼が恋する気持ちや最愛の女性を失った悲しみに共感するのだ。彼の人となりとしては、息子を3人の女性に面倒見てもらうなど、子ども目線からいうとダメな父親に感じ、まるで三度も結婚した私の父親と重なってみえたが、大正の時代に自由な発想で豊かな恋愛を経験したからこそ彼の作品が次々と生まれたのだろう。2018/03/16

ヒロミ

27
ヒューヒューだね!(古い)夢二さん!と言った趣きの恋愛論や日記やポエムが並び、恋多き人気画家は死後このようなものまで暴露出版されてしまうのか…とちょっと不憫に思った。あまりの自己陶酔ぶりに夢二って一体…とちょっとウケました。すみません。2015/07/08

めいしん

10
竹久夢二の理想の女性って本当はどんな女性なのかな?男心は複雑。わからない部分と分かる部分とが半々くらい^^;強く相手を想ってしまうあまり、うまくいかない恋のむつかしさ…。その点は共感できるところ。ロマンチストな芸術家の男性と付き合うには、相当な苦労がありそうだ。夢二は恋に生きたみたいだけど、愛はそこにあったのかな?この本はタイトルどおり『恋の言葉』だけだから、そこはやっぱり謎のまま(^-^)2016/07/05

双海(ふたみ)

7
「涙で絵具を溶きませう。絵具がなくなつたら、私の血で描きませう」2013/07/21

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