パンをめぐる旅

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309267357
  • NDC分類 596.6
  • Cコード C0077

内容説明

パリっとした皮のバゲット(フランス)から、共同パン窯で焼かれる何百ものパン(モロッコ)、史上最強・米軍の「完璧な」パン(アメリカ)まで。パンと旅をこよなく愛する著者、自称「さすらいのパン好き」が、パンの魅力、パンをつくる人々の情熱、さまざまな土地の日常と文化を、颯爽とおいしく綴る。これまでになかった、パンと旅の魅惑のエッセイ。

目次

1 パンの謎―モロッコ、フェス
2 パンこそわが道―ニューヨーク州サラトガスプリングズ
3 砂漠のベドウィン―ヨルダン
4 世界最大の製パン所―メイン州ビッデフォード
5 シンプルな贈り物―アイルランド、シャナガリー
6 苦しみのパン―ニューヨーク、ブルックリン
7 立入禁止―ニューメキシコ州、プエブロの村々
8 ブリジェンドラのキッチン―インド
9 米軍パン計画―マサチューセッツ州ネイティック
10 南部のビスケット―アラバマ州ハンツヴィル
11 パン祭り―フランス、パリ

著者等紹介

セリグソン,スーザン[セリグソン,スーザン][Seligson,Susan]
ジャーナリスト。1954年、ニューヨーク郊外イースト・メドウに生まれる。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『アトランティック・マンスリー』『サロン・ドット・コム』など数々の雑誌に寄稿している

市川恵里[イチカワエリ]
編集者を経て、翻訳者
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感想・レビュー

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野のこ

21
著者自らパン狂という深い世界観。愛と感謝に根付いた文化、それぞれの土地で焼かれたパンに耳を澄ませてにおいを吸い込む。はぁ、私も小麦粉と火の素朴な味を噛みしめてみたいです。文章も独特で「怪しげな路地や豪壮な邸の目立たぬ戸口から現われるパンを運ぶ人たち」とかファンタジーの入口みたいでした。あと「土の上に置いたら岩と間違えそうなアイルランドのソーダブレッド」はなるほど〜と、想像つきやすかったです。なんとも癖になる一冊でした。2017/05/03

Shimizu Ryoko

0
食品としてのパンを通り越した、パンをめぐる人々と世界の話。2015/08/30

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