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ジャズ喫茶のオヤジはなぜ威張っているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 233,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309266381
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

いまは自分の好みの音楽を聴くのが当たり前になっているが、ジャズ喫茶では他人の選んだアルバムを否応なく聴かせられる。これが大切だ。普段絶対に聴かないようなミュージシャンの演奏が、意外におもしろかったりするのだから。もちろんダメなことだってあるが、否定的体験を含め、「違うものに出会う場」としてのジャズ喫茶の意義は見直されるべきだろう。情報を捨てよ、ジャズ喫茶に行こう…そこには本物がある。「東京一元気なジャズ喫茶」(読売新聞より)の店主が語るジャズ、そしてジャズ喫茶のすべて。

目次

1 ジャズ喫茶という怪しい空間(「いーぐる」日記;ジャズ喫茶の存在理由;ジャズ喫茶は怖いところ ほか)
2 ジャズ史に輝く管豪を聴け(五〇年代ハード・バップ;モダン・ジャズの六〇年代;ジャズマン人脈物語 ほか)
3 放埒なジャズの真面目な表現者たち(音楽と一体化することの名状しがたい感動―チャーリー・パーカー;オレの音楽を「ジャズ」と呼ぶな―マイルス・デイヴィス;本物のジャズマンだけが持つ「潔さ」―クリフォード・ブラウン ほか)

著者等紹介

後藤雅洋[ゴトウマサヒロ]
1947年、東京に生まれる。慶応義塾大学商学部卒業。在学中の67年にジャズ喫茶「いーぐる」を開店、以来35年間、ジャズの素晴らしさを広めるべく奮闘を続けている。また「スイングジャーナル」「ジャズ批評」等の雑誌、書籍、ラジオなどの媒体を通じて明快で鋭いジャズ評論を展開、業界きっての論客としても知られる。ほかに朝日カルチャーセンター講師、日本ポピュラー音楽学会会員
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