内容説明
ジャズからヒップホップまで。アメリカ音楽界の帝王が明かす、スーパースターたちとの交流と波乱にみちた半生。
目次
約束
ある日突然、彼らは消えた―ルーシー・ジャクソンの回想
“パイは食べさせないよ”
彼の子供、彼女の子供、彼らの子供―ロイド・ジョーンズの回想
心の空洞
音楽
シアトルのガキ―クラーク・テリーの回想
ジャズ
ビリー・ホリデイ
友情という名の契約書―レイ・チャールズの回想〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
check2011
2
心底、泣ける本。ブラックミュージックって、何か少し わかる気がした。クインシー、偉大です。2011/06/11
もにか/monika@横浜市(神奈川県)
1
マイケル・ジャクソンと関わりのあった部分だけ読むつもりで買ったけど、クインシーの人生はアメリカの黒人音楽の歴史つねにに沿っていて、音楽ファンとしてたいへん面白い。ビリー・ホリディからジャズ・ラテン・R&B・ディスコ・ヒップホップ、あらゆる音楽を手がける彼の多才ぶりと、才能を支える働きっぷりと新しいテクノロジーへの向学心に脱帽。2012/11/22
ぷーたろう
0
マイケルのくだりばかり何度も読んでいた。自分の中にまだ音楽はなく、過酷な環境の中で心がすさんでいたクインシーの少年時代。レクリエーション・センターで彼がピアノに触れた瞬間、読者である私の中にも急に音楽が流れ出したような気がして感動した。2017/12/10