日本の伝統美を訪ねて

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309265001
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0070

内容説明

さまざまな日本の美しさを探る。名手との対話集。

目次

工芸に生きる(草柳大蔵)
日本人のこころ―落ち葉一枚にも感動する“美”の意識(谷口吉郎)
十一面観音を語る(上原昭一)
大人の女は着物で勝負(原由美子)
骨董極道(秦秀雄)
象徴としての髪(山折哲雄)
西行と芭蕉―旅をすることがそのまま修行であった日本の旅人の系譜(目崎徳衛)
能の物語「弱法師」(河合隼雄)
「能」一筋―人生の最後に咲いた花こそ「まことの花」である(友枝喜久夫)
日本人の美意識はどこへ行った―芸の道から政治家まで縦横無尽(鶴見和子)
明治維新の元勲たちを論ず―維新回天の立役者、薩摩隼人の気骨とは(津本陽)
人間も骨董と同じで一目見たら分かるわ(阿川佐和子)
人の悲しみと言葉の命(車谷長吉)

著者等紹介

白洲正子[シラスマサコ]
1910‐1998。東京生まれ。日本の古典・芸能・工芸の研究家。薩摩隼人の海軍大将・樺山資紀の孫娘。幼時より梅若宗家で能を習う。14歳で米国留学。28年帰国。翌年、実業家の白洲次郎と結婚。43年『お能』を処女出版。戦後、青山二郎、小林秀雄らを知り、大いに鍛えられて審美眼と骨董、文章をさらに修業。62年『能面』で、また72年には『かくれ里』で、ともに読売文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki

1
mybook ★★★★★ 斜め読みなんて、とてもおそれ多く丁寧に読みました、貴顕の姿、生き様に感服仕り候2020/09/23

だんご

1
白洲正子さんの対談集。対談の時期も、相手の方も実に多様。阿川佐和子さんもいらっしゃる。どんな方ともぶれず、深い知性と豪傑さがにじみでているのが魅力。四半世紀以上たつものも、まったく古さを感じさせずみずみずしい。2013/05/24

かりんとー

0
すごい。そしておそろしい。2014/06/09

kouich

0
是非、再読したい一冊。 忘れつつある日本の伝統美。 日本人って素晴らしい。2011/05/29

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