花に嵐の映画もあるぞ

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309264813
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

今、もっとも新しい映画のエッセンス。喜劇・風俗映画・メロドラマ…さまざまなジャンルに、『幕末太陽伝』をはじめ傑作・怪作・奇作を世に送りだした稀才監督・川島雄三。その45年の生涯にまとめられたエッセイ、俳句、戯文、対談、座談、シナリオ、自作解説…の数々。「日本軽佻派」の面目躍如。

目次

文章―訳詩・俳句・エッセイ・戯文・手紙(陶淵明「雑詩」訳;未央句抄 ほか)
対談・座談(ざっくばらんな話 新鋭監督座談会;『花吹く風』を語る ほか)
シナリオ(とんかつ大将;グラマ島の誘惑)
自作を語る
川島雄三フィルモグラフィー

著者等紹介

川島雄三[カワシマユウゾウ]
1918‐63。映画監督。青森県下北・田名部生まれ。明治大学専門部文芸学科を出て、松竹大船撮影所入社。島津保次郎、清水宏、小津安二郎、野村浩将、渋谷実、木下恵介、吉村公三郎、大庭秀雄ら、ほとんどの監督に助監督として付く。織田作之助と交わり、その原作・脚本で第一回監督作『還って来た男』を1944年に撮る。日活、東宝系、大映と場を移し、筋萎縮症の宿痾をかかえながら、日本軽佻派を名のり、独自の喜劇・風俗映画を中心に、露悪的で含羞にとみ、卑俗にしてハイセンスな人間味溢れる数々の名作・迷作・奇作・珍作・怪作・問題作・傑作を世に送った。急逝の死因は肺性心
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感想・レビュー

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ゆづたろう

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新聞、雑誌へのコメントや座談会、映画シナリオで構成されていて、当時の映画界の状況や多士済々ぶりなどを感じられるのは面白かった。基本的に宣伝媒体上の発言の切り取りなので川島雄三の作家性に迫るというものではないけれど、短いながらも各作品ごとに自身がコメントをするという形のインタビューが巻末に掲載されていて、その部分はわりと興味深く読めた。2022/07/29

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